規格よりも大きい吸音パネルの製作~コの字枠・H枠を使用して連結します
こんにちは。 製造部④号です。 先日、甲子園で花咲徳栄高校対広陵高校の決勝戦が行われ花咲徳栄高校が優勝しました。全国の頂点おめでとうございます。 今大会はホームランも今までの大会で1番多くでて、他にも大会新記録が出ました。甲子園も終わり、もう夏も終わりかと社会人になって初めての夏もあっという間でした。
本日は、過去に製作した物を紹介したいと思います。
弊社の吸音パネルは、1m×2mが1番大きい規格となっていますが、この規格の物よりも大きいものを必要とされるお客様もいらっしゃいます。その場合は、パネルとパネルの間にオプションのH型の枠材を入れて連結することによって、1m×2mの規格の物よりも大きいサイズで使用する事ができます。
通常H枠はコの字型の枠材のついた吸音パネルの上から被せるため、H枠の板厚分の出っ張りが出てしまいますが、先日製作したものは、その厚みがでないように、コの字枠のみ使用し、コの字枠の背中と背中を合わせH枠にしています。このようにする事によって、厚さも普段使用しているコの字枠と同じですので、連結部分に出っ張りも出る事がありません。
このように、お客様に満足していただけるよう、常日頃からアイディアを考えております。 ご要望等何かございましたら、お問い合わせいただけますと幸いです。
話は変わってしまうのですが、そもそもどのようにして音が人に伝わって行くのかご存知ですか?音にもしくみがあり、私たちに伝わって来ます。
音とは空気の微小な振動で、その空気の振動が私たちに伝わり音と言う物になります。わかりやすい例で言えば糸電話です。糸で繋いだ紙コップに耳を当てると相手の声が聞こえます。それは糸が振動して伝わって来ているからです。 弊社の吸音パネルはこの仕組みを利用しています。
吸音面からその振動を中に入れ、中の発砲樹脂で振動を和らげ吸音する事ができます。 迷路でずっと歩いていると人も体力がなくなり倒れてしまいますが、同じような仕組みで振動を抑えています。
私も弊社に入社する前までは、音のしくみなどは全く無知でどのようにして、吸音しているのかもわかりませんでした。 ですが弊社に入社し、音のしくみなどを学び、音とはとても興味深い物だなと感じました。
また何か製作したらしましたら、お伝えしたいと思います。