持ち運びが出来る音楽用吸音ボードの開発~レコーディングスタジオ・ライブ会場に
製造部です。
今期は新製品開発を進めていますが、音楽系の吸音ボードも何点か試作段階まで進んでおります。
音響調整には吸音性が求められます
使い方にもよりますが音楽系は工業系と違い、遮音性が必要ないことがわかりました。工業系は遮音性を増すために重量や厚みのあるものを活用し、対策を取る必要がありました。
しかし、音楽系は音を調節する目的の場合は、吸音性のみ求められるそうです。※勿論、楽器など大音量で音楽を演奏し近隣の方への対策でしたら「遮音性」は必須です。
吸音性のみで考えた場合、弊社の従来製品より軽量で安価な製品が出来る可能性があります。更に「SHIZUKA Stillness Panel」のように硬質なアルミを表面に使わなければ、性能は少し劣りますが安価な製品が製作出来るのでは?と考え、プロジェクトを進めています。
折りたたみ可能な自立式吸音ボード
いま進めている一つは、自立式の吸音ボードで、持ち運びが出来るよう折りたたみ式で軽量な製品です。タクシー等車のトランクに入れられるサイズで、アップライトピアノ等にも有効な150センチ程の高さを持った製品です。
自宅だけではなく、スタジオやライブ会場等にも持ち込める吸音ボードに需要があるかは未だわかりませんが、著名なアーティスト様にもアドバイスを頂きながら試作を進めております。
早くお客様にご利用して頂けるように努力してまいります。皆様のご相談内容やアドバイスが開発のヒントとなります。「こんな製品があればなぁ…」などご意見お聞かせ頂ければ幸いです。
お問い合わせお待ちしております。