環境展の反響~工場内の騒音改善のアドバイス~@山陽・四国・関西
製造部です。
先月の環境展の反響がよく、先週は山陽・四国・関西地方へ出張に行ってまいりました。
ほとんどが工場の環境改善のご相談でした。工場内の壁に吸音材を取り付けて、作業員はもとより近隣の住民への配慮で対策を行う計画のお客様が多数いらっしゃいました。
その中でお客様からご質問が幾つかございました。まず不燃材は取り扱っているか?というご質問です。従来の吸音材の場合、不燃性を保つためにはグラスウールを使用しパンチングメタルやメッシュ材で挟む仕様になっています。しかし昨今、大企業ではグラスウールは飛散し少なからず作業員への体への影響が懸念されているため、使用しない工場を増やしているそうです。
弊社の吸音パネルは、従来のグラスウールやウレタン素材と異なった発泡樹脂をアルミメッシュ材で表面をカバーしているため、不燃認定も受け且つ飛散しない仕様を実現しております。
音だけではない作業員への健康被害対策の一因として様々な現場で活用されています。
さらに、工場内の窓の防音は出来るか?というご質問も頂きました。
勿論可能です。工場内は消防法などが、かかわってきます。排煙の処理の仕方が重要になってきますが、例えば2重サッシにする施工や光を取る必要が無いのであれば、不燃の吸音材を取り付けて窓は開くようにする施工など対策が可能です。
窓の防音施工も承りますので、お気兼ねなくご相談下さい。
これからより、ジメジメとした梅雨の時期に入ってきます。水分補給をしっかりして、体調を崩さぬよう皆さんお気をつけて下さい。