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株式会社静科

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    2013-04-02

    弊社類似商品・構造に関しまして

    『TBS がっちりマンデー』のご視聴ありがとうございます。

    様々なご相談やご質問をいただきましたが、その中で気になる内容がございました。本来でしたらご相談内容は伏せておりますが、ご相談者様の許可を得られましたので記載させていただきます。

    TV内で、弊社パネルの構成部材を見たお客様が、昨年弊社パネルの構成材料の一部(といわれるもの)で防音をしてもらったが、効果が実感できない、というお問い合わせをいただきました。パネルではなく、「材料」、というのが非常に気になり色々伺ったところ、弊社パネルの内部に使用している発泡樹脂を壁につけたそうです。

    始めに申し上げますが、構成材料単体での販売は弊社では行っておりません。また公的機関で、各材料の安全性(燃焼実験、強度、VOC関係)のデーターを測定・確認しお客様にご提供しております。

    そもそも、内部に使用している発泡樹脂は建築用でなくても購入が可能ですが、その際の吸音性能や燃焼実験、VOC(ホルムアルデヒド等)の数値はおそらく未確認だと思います(現在は断熱材で使用されておりますが、汎用性が広く建築の材料に不適格な素材もあります)。

    また、弊社パネルの構造、材料の組み合わせに関しては国内11件、海外3件の特許・商標・意匠を取得しております。場合によっては知的財産権の侵害にもなります。弊社WEBでは一部構成材料や、方法を記載しております。また、特許も公開しております。

    弁護士の先生によれば不必要な公開である、とは指摘されておりますが、創業者の思いである、「世のため人のための技術」を発展させるための方策でもあります。弊社の経済活動(雇用・新規事業の発展等)は微々たるものですので、せめて技術面・材料面で貢献したいと思い、この業界全体の新しい技術・製品開発、防音対策に役立てれば、という思いで公開しております。

    技術競争は、企業を強くさせるだけでなく、本来の企業活動であるお客様にご満足いただけるものでなければなりません。単なるモノマネに終わらず、各メーカー様の力になっていただければ、と切に願っております。