箱型の製品は毎回防音効果を測定しています@振動機用防音BOX
今年も去年と同じ物を納品させて頂きました。
製造3号です。
去年納品したのが懐かしいです。振動機の防音対策として採用されているそうです。
弊社では箱形の製品を作った場合毎回簡易的な測定を行っています。
測定にはスピーカーを使っており、そこから2種類の音を混ぜ幅広い周波数の音を出し測定しています。
正面から測るとこの音は約85db。かなりうるさいです。
今回のボックスを被せ測定を行いました。(音源は開口と反対側に向けている)
開口と反対側から測定するの65db、約20dbの低減がありました。
全て囲った場合は15db程落ちることがほとんどです。
反対側の開口している側へ回りもう一度測定。
かなり大きな開口がありますがそれでも10dbは低減していました。(10db=体感で半減と言われています)もちろん開口に向かって音を出してはいないので、直接音が外に向かっているわけではなく、一度内面にあたった音が漏れているので、開口に直接音源を向けるより小さくなって出てきています。
そして高い吸音効果があることがわかります。これが吸音材でなければ反響し10dbも下がることはありません。
今回は一人静タイプLで作ったボックスになります。
タイプAに比べ重量や厚みがあるため、より低い周波数を得意とし、遮音性も高い製品になっています。
お客様のお困りの内容により、様々な提案ができるので何かございましたら是非お問い合わせください。