防音壁設置工事紹介~基礎コンクリートとアスファルトへの設置
こんにちは、ソリューション事業部です。新年早々親族がノロにかかりました。皆様、ご体お気を付けください!
さて、今回は防音壁設置の一例をご紹介いたします。防音壁は室外機や工場の敷地境界線に設置することで、発生する騒音源を低減させる効果があります。当社の得意する防音BOXが一つの騒音源を大きく落とすのに対し、防音壁の場合は全体の音を平均的に落とすイメージです。そのため、一般的に高額なイメージな防音壁ですが、騒音源が複数で発生している場合は、防音BOXや防音室に比べコストパフォーマンスが良くなる可能性があります。防音壁の場合は設置個所の風加重や基礎の状況によって設置方法が変わります。すでに基礎コンクリートが設置している場合はアンカー止めなどで固定できますが、砂利や地面の場合は設置個所に飛び基礎が必要になります。
写真は室外機の基礎コンクリートとアスファルトを利用して防音壁を設置しております。コンクリートとアスファルトに使用するボルトはそれぞれ種類が異なりますのでご注意ください。防音パネル固定用の鋼材は100角のC型鋼材を使用しております。パネルとパネルの間に鋼材を設置し、貫通ボルトで鋼材と防音パネルを固定します。アスファルトの場合は地面と鋼材の隙間がまばらに開く可能性がありますので、ライナーで調整をしてください。設置環境によって転倒しない施工と、防音壁として効果を出すために隙間を埋めることが重要です。
設置に関しての現地確認、騒音源の測定調査、お見積りなどご希望がございましたお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。