貸し出し防音パネルにて自動制御装置の防音効果を確認
こんにちはソリューション事業部です。最近は土日に出張が多く「真田丸」も録画を撮りためておりました。大蔵卿、豊臣家を思う気持ちが強い分、空回り感が大きいですね。
貸し出しパネルで騒音測定を行いましたので、ご紹介をさせていただきます。貸し出しパネルは法人様向けに展開させていただいておりますサービスの一つです。1000㎜×1000㎜のパネルを複数枚実際の騒音現場に設置し、効果の低減を確認していただきます。騒音の低下をdbで提案するのも重要ですが、実際の聞こえ方(例えば15db低減することで本当に話しやすくなるか、など)を体験していただくことで導入イメージがつきやすくなります。今回、ご検討いただいたのは、エンドユーザー様に納品する機械の騒音低減効果の確認になります。工場などでは安全対策の一環で導入する機械の騒音レベルのチェックも事前に行います。85db以上の場合は、従業員への防音対策が必要となるためあらかじめ納入側に対策を依頼するケースが増えております。いまでウレタンなどを張って対策をとっていたそうですが、より効果のある対策を希望され弊社製品に注目いただきました。貸し出しは一人静タイプAになります。
まずはパネルを設置しない状態で測定を行い、そのあとにパネルで四方、天井を含む5面を囲ったりして低減チェックを行います。天井開放はコストを抑えるだけでなく、機械によって発生する熱や吸気に役立ちます。今回の場合は騒音レベルで95db、パネルで囲ったところ65dbになりました。中高音域が発生していたので、30db低減という大きな成果が得られました。この例で言いますと、中高音域の発声が多いエアー音やサンダーの音にも有効です。
※グラフ中の「暗騒音」は機械が稼働していない状態の周囲の音になります
確実に効果のあるやり方をお客様にご提案できますので、ご相談がありましたらお問い合わせよりお申し付けくださいませ。