防音ボックスの組立方法・イメージをわかりやすくご紹介
製造部2号です。
弊社では防音パネルの部材販売の他に、防音ボックスの作製も承っております。防音ボックスは、特別な施工を必要とする場合を除き、基本的にはお客様自身で組立てができるような仕様になっております。
今回は、コンプレッサーやモーター、粉砕機など用の防音箱の基本となる5面体を例に、その組立方法・イメージを画像とともにわかりやすくご紹介したいと思います。基本的な方針としては、パネル4枚で4面体の囲いを作り、その後、天板を乗せて完成という流れになります。
まずはパネル2枚をこちらの角繋ぎ材で`L字`に繋ぎ合わせます。(※イメージ1)角繋ぎ材とパネルには穴とインサートを施してありますので、ビスとドライバーで簡単に繋ぐ事ができます。
同様に、3枚目のパネルと角繋ぎ材により`コの字`の壁を作製します。(※イメージ2)更に4枚目によって四角の囲いのような形にします。
最後は天板に斜めカットされてある角繋ぎを4方に取り付け、その状態のままスポッと4面体のパネル上部にはめます。(※イメージ3)
あとは全ての枠材とパネルにビスを取り付けたら完成です。1m角程度の単純な5面体の場合、慣れていない人でも数十分で組立てが可能かと思います。
組立型のメリットは何と言っても`施工費がかからない`という点です。防音対策は、防音材自体の値段だけでなく、施工やオプションを含めたトータルコストの考慮も大切になってきますので、このこともご念頭にご検討頂ければと思います。