吸音率測定方法~垂直入射・残響室法~
製造部です。
毎日夕飯の献立に頭を抱えています。簡単な麺類などで済ましてしまう事が多いのですが、時間があればなるべく調理をしたいという気持ちもあります。スーパーへ行って食材を選んでいるといつの間にか高くついてしまうので実際に調理出来る料理は限られてきます。
この時期は鍋がやりたくなりますが、材料が質素でしかも一人で食べると考えると二の足を踏んでしまいます。
・・・金額など気にせず、生活できる日まであと何年でしょうか?
さて今回は吸音率データについてご説明させて頂きます。
弊社が外部機関で行っている吸音率を図る試験は「垂直入射」と「残響室法」の2種類です。まず試作などで新しい素材や構造体を作製した際は、「垂直入射」で吸音率を測定します。特殊な音響管に測定したい素材を設置して行います。少ない素材で測定するので、弊社ではあくまでも基礎的な検討材料にしかしていません。※低音域はΦ100mmと高音域はΦ30mmで測定。
その結果が良かったものは、本格的な「残響室法」試験を行います。
残響室(床や壁が反射性の高い素材で作られた実験室)の床に測定したい素材(以下、試験素材)を敷きます。10平米から12平米が必要とのことです。弊社製品は1×2mが定尺なので、毎回6枚12平米分敷きます。
試験素材へすべての方向から音波を当て、その残響時間を測定する。試験素材がない状態の室内との残響時間の2条件から吸音率を算出するそうです。
弊社のアルミ製のパネルはJIS規格に準じて行った「残響室法吸音率」をお客様へご提示しております。
データについてご不明な点がございましたらお気兼ねなくご連絡下さい。