排気ダクトにサイレンサーを取り付け静音化@東京~耐風圧力にも強い構造でダクトの防音に最適
こんにちは、ソリューション事業部です。明日の東京は積雪の可能性があるということなので、気を付けて行動したいですね。
ダクトの騒音・排気音低減対策方法について
以前、製造部の方でダクト対策向けのサイレンサーを紹介しましたが、お客様より取り付け後の結果と写真をいただきました。
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サイレンサーは円形の筒状になっているケースが多く、既存ダクトの間や排気口に取り付けることで、排気音の低減ができます。サイレンサーの構造も様々で、筒内部に吸音材を充填し吸音したり、筒の太さと長さを調整し特定の周波数だけを取り除くことができます。
既存のダクトの一部を吸音構造化し排気量を変えずに静音化
弊社パネルの構造上、直線型や90°角型が多かったですが、お客様に正確な図面を引いていただき上手く想定通りの結果がでました。排気の場合、ダクトの角度・長さによって排気量が変わってしまうため、長距離ダクトでは延長してサイレンサーを取り付けることが困難です。既存のダクトの一部を吸音構造にすることで、排気量が変わらずに静音化することができます。
飲食店や化学工場の場合は耐薬品・耐水性の防音パネルを使用
一般工場の排気音対策の場合は「一人静タイプA」をベースにサイレンサーを製作します。ただし、飲食店環境や化学工場の場合は、排気と一緒に油や薬品が付着して吸音面をふさいでしまう恐れがあるので耐薬品、耐水性の「一人静タイプZ」をベースに使用し、環境により長期的に使用できる方法を提案いたします。
弊社製品は耐風圧力にも強い構造のためダクトの防音に最適
また、弊社防音パネルのハニカム構造は耐風圧力にも強い構造です。一般的なグラスウール系は排気を受けているうちに風圧で圧縮してしまいます。その分、吸音効果の低下につながり効果が薄くなる恐れがあります。ダクトは一度取り付けたらあまりメンテナンス・交換をしない部分なのでより長期的な仕様をおススメします。
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現地を確認し提案をしておりますので、お問い合わせよりご相談下さいませ。