移設可能な簡易無響室(簡易防音室)~防音室の扉を閉めた状態で体感では半減以上の効果
Jリーグの優勝争い、残留争いが楽しみですね。製造3号です。
移設が可能な簡易無響室(簡易防音室)が完成しましたのでご紹介します。緑色の枠材で利用した特殊な防音室です。写真は保護シートが貼られたままの状態です。
騒音測定ではー35dBの低減が確認できました
防音室のサイズは1.5m×2m×2.3mです。扉が1つ、窓が1つ、換気用穴が1つ配線穴が1つという仕様です。製作後、防音室内で約100dBの音を出し効果を測定を行いました。100dBというと電車が通るときのガード下と言われています。スピーカーから出した音は耳が痛くなる程の音量です。
防音室の扉を閉めた状態で65~70dB程度になりました。-35dBの低減がされ、体感では半減以上の効果です。また、防音室内で話している声は耳を澄まさなければ聞こえることもなく、高い性能を感じました。
開口部分には少し前のブログで紹介したカバーを取り付けており、その部分からの音漏れはなくカバー直近で70dBとこちらも高い数値を出しました。
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