会議室やオフィスの反響音対策の目安
こんにちは、ソリューション事業部です。涼しくなるかと思いきやまだ日差しが熱い今日は大阪にいます。
事務所や会議室の吸音対策のご相談が 増えています
普段は工場騒音対策のご依頼で全国を回っておりますが、最近事務所や会議室の吸音対策のご相談が増えてきました。6畳程度のミーティングスペースですと、話していると室内にこもっているようなモヤモヤとした響きを感じませんか?
自分自身だけでなく、聞いている周囲の人たちも同じように聞こえるので、離している内容が頭に入ってこない場合があります。また、テレビ電話などの会議でも同様です。マイクの集音がよくても、反響した音も拾ってしまうので聞いている方は聞きにくくなります。これはマイクの精度がどんなに良くなっても同じことになります。
この現象を抑えるには、室内に吸音パネルを設置するしか対処方法はありません。あまり吸音しすぎても響きがなくて話しにくくなりますが、適切な量を設置すれば最適な環境ができます。
室内用の吸音パネルでオフィス・会議室の音の響きを調整
弊社では一人静Graceという製品がオフィス、会議室向けの吸音パネルになります。色は5種類ありますので、室内の雰囲気、インテリアに合わせてお選びください。また、使用量の目安ですが一般的には面積の2/3程度が望ましいといわれております。しかし、その量になりますと室内の壁をほぼ埋めてしまうので非経済的です。
反響も天井高、部屋の奥行きなどで変化しますので、いきなりの設置ではなくまずは着席した位置の高さに吸音パネルを設置していただくと効果的です。例えば、幅2700mmの壁であれば9枚分程度(Graceの定尺300㎜を横に、600㎜を立てに設置と想定)で調整できます。
実際のオフィスの寸法などがわかれば弊社でも枚数算定いたします。また、1枚からの出荷も可能ですので、枚数を調整しながらの設置もできます。職場の環境改善にぜひご利用くださいませ。