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株式会社静科

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    【室内向け吸音材3種】オフィスや会議室に適した吸音材と吸音用壁紙の効果について

    こんにちは、ソリューション事業部です。製造3号に長州小力みたいな腹ですね、と言われたので、炭水化物抜きダイエットを開始しました。どなたも知りたくはないと思いますが、今後は、経過をご紹介します。

    吸音壁紙の効果について

    さて、今回もお客様からご質問いただいた、オフィスで使用する吸音壁紙に関して回答させていただきます。以前と比べて、吸音材や防音材が一般的になり、身近な場所でも使用がされています。ただし、防音材と言われると、音が聞こえなくなるようなイメージですが、使用環境・使用材料によって、効果はまちまちです。特に壁紙となると「防音」はできません。例えば、室内の壁に吸音壁紙を取り付けて楽器を弾いて隣に聞こえなくなるかというと、効果はほとんどないと言えます。

    音を遮断するに壁の面密度(重量)や厚さが必要

    音を聞こえなくする(遮断する)には、壁の面密度(重量)や厚さが必要であるという事が主な理由です。壁紙だけの重量では、遮断効果を上げることはできません。また、最近ではオフィスや会議室に話しやすさ・聞きやすさを目的として、吸音壁紙を検討されることもあるようですが、人間の発声が800~1000Hzに対し、吸音壁紙の有効な部分は2500Hz付近になり、限定的な効果しか出ません。この部分は、非常ベルや警報などでに有効な周波数帯といえます。

    オフィスや会議室での使用に適した吸音材

    そのため、仮に会議室の音を外に漏らさないことを目的とするなら、壁の補強(密度を上げる、材質を変える)を行った方が効果が高く、室内の話しやすい環境をつくるなら吸音材を壁や天井に取り付けると効果的です。弊社ではお客様の目的に合わせて、効果的な対策を提案させていただいております。特に会議室で使用できる吸音材では『一人静』が人気があります。また、DIYでオーディオスピーカーの調音をおこなうお客様でしたら『一人静/』がございます。

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    こちらも室内の雰囲気や色調と合わせながらご検討ください。