上階の子供の足音騒音トラブル解決法
こんにちは、ソリューション事業部です。
弊社が取材協力いたしました、フジテレビ系列「ユアタイム~あなたの時間~」が昨日放映されました。ご視聴いただきましてありがとうございます。子供の声が騒音として問題となっておりますが、吸音をしていくことで全体の騒音化を防ぐことができます。今回は、お子さんの歩行音対策をご紹介させていただきます。
近年、子供の声以外にもマンションなどで子供の足音トラブルのケースが増えております。声の場合は空気を振動させて音を伝えます(糸電話の原理ですね)が、足音の場合は固体を振動させますので対策の方法が変わります。
声の場合は吸音材を取り付けることで空気の振動を抑えますが固体振動の場合は振動そのものを抑えないと効果が出ません。マンションの場合で、上の階からの足音が聞こえてしまう場合は下記のような対策が検討できます。
① まずは上の階の方に一人静 Grandを床に敷いてもらう
上の階の方へ対応をお願いすることになるので中々やりにくいと思いますが、一番効果とコストを抑えられます。弊社では歩行音対策用に一人静Grandという製品を提案しております。下に響く直前に歩く衝撃を緩和します。よく、歩行音対策用にウレタンスポンジや緩衝材を下に敷くことがありますが、フカフカして歩行感覚が悪くなります。Grandは芯材が入っておりますので、ほとんど歩行感覚が変わりません。これらの感覚は歩いてみないとわかりませんので是非お問い合わせくださいませ。設置はすでにフローリングがあればフローリングの上に設置してカーペットを敷いてください。施工前の場合は捨て板の下に設置をします。
② 下の階の方 天井裏に対策
歩行音の「ドン」という音は天井裏の空間で太鼓のような響きで増幅します。この増幅を抑えるためには天井裏に吸音材をいれて軽減をさせます。ただし、「ドン」という音は低音になりますので吸音材の厚さも200mm近く必要です。こちらも、ご相談いただければアドバイスさせていただきます。
他にも歩行音対策はいくつかありますが、まずは上記対策ご検討してみてください。ただし、コストと時間がかかることですので、まずは上下階の話し合い(直接ではなく管理組合などを通して)でやんわりと交渉することも必要です。また、交渉も難しい場合、上階の方の生活リズムで音が聞こえるので、寝る部屋を変えるのも一つの手段です。