環境計量士について~資格獲得に挑戦中
製造部2号です。今回は私自身、資格獲得に挑戦中である「環境計量士」についてお話ししたいと思います。
環境計量士とは、計量に関する専門知識や技術を証明するための資格で、経済産業大臣によって認定される国家資格です。
国家資格の中ではそれほどメジャーなものではありませんが、環境問題とは非常に関係が深い資格です。
毎年7000人ほどの受験者数がおり、その中で合格できるのはわずか15%程と、なかなかハードルの高い資格となっています。
環境計量士は主に2種類にわけられており、大気や水質などの汚染濃度を測定調査する「濃度関係」と、騒音などの測定を行う「騒音・振動関係」があります。防音業界で必要とされるのがこの「騒音・振動関係」の資格です。
例えば、騒音によるトラブルが発生し、裁判でその数値データを証明する必要があるとします。この時、一般人が物凄く高級な測定器を使って、とてつもなく正確に測定したところで、その数値は公的に認められるものとはなりえません。そういった場合には必ず、国より認められた資格者である「環境計量士」による測定が必要なのです。
弊社では騒音測定を全国各地を回って行っております。もちろん測定のプロである環境計量士の資格保有者がおりますので、安心して外部に提出できるデータをご提示することができます。
私自身はまだ資格取得に向けて勉強中なのですが、いつか試験に合格し、実務経験を経て、環境計量士として皆様にお会いできる日がくるかもしれません。