エアーやサンディング作業時の機器の騒音対策用防音カバーの試作~『一人静タイプA』に石膏ボードをプラスして約20dB低減
製造部です。お盆休みは、オリンピックとお酒三昧に終わりました。日本選手の想像以上の活躍で美味しいお酒が呑めました。
さて、今回は製品試作開発の一環で製作した『エアー・サンディング作業用防音カバー』をご紹介いたします。
側面から手を入れてボックス内部で作業が出来る防音カバーを試作
上記画像は、側面から手を入れてボックス内部で作業が出来る試作防音カバーです。エアーでの作業やサンディング作業等、覗き窓から可視しながら耳障りの悪い騒音を緩和できます。作業員の環境改善に最適です。
吸音パネルは一人静タイプAに石膏ボードをプラスしたものを採用
作業員が感じる騒音値を計測するため、サンダー(研磨機器)を直近で測定すると、95dB(A)という数値が出ていました。電車が通る時の高架下が約100dBなので相当ストレスに感じます。
防音カバーを一人静タイプAに石膏ボードをプラスしたもので制作すると、正面と側面を囲っただけで19dB(A)マイナスの、77dB(A)まで減衰、400Hz~20KHzにかけては10~20dB以上減衰していました。試作で少し小さめに制作しましたので、更に吸音面を増やし開口部(背面)を塞げば、かなりの効果が期待できそうです。
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