走査電子顕微鏡のノイズ対策で正確な研究をサポート@関西学院大学
こんにちは、ソリューション事業部です。もうすぐ夏季休暇ですね、会社さんによっては2週間近くあるそうでうらやましい限りです。
今回は、ノイズ対策のご紹介を致します。ノイズは音響系と電子工学系で意味合いが異なりますが今回は電子工学分野での一人静の活用方法です。ノイズは騒音と異なり、微細な電磁波によって発生するそうです。このノイズが厄介で、研究によってはノイズに邪魔をされて精密な成果を出すことができないそうです。例えば、走査電子顕微鏡でノイズが発生すると、画像の明瞭さが異なります。あまり詳細は記載できませんが、画像が乱れる≒研究成果が異なるのでしっかりとした結果が出せない、ということになります。
静科ではこの問題を解決すべく、関西学院大学様の要請でノイズ対策用の防音BOXを製作いたしました。この時は通常の防音パネルを改良し、さらにいくつかノイズを軽減する仕組みをBOXに追加しました。結果、走査電子顕微鏡で問題となっていたノイズがなくなり、画像が明瞭化されました。大学・研究室関連ですと、ノイズ対策以外にも東京大学様に高周波や低周波対策用の防音BOXを納品しております。ほかに自動車部品を製作する企業様に部品の異質音を確認する半無響室防音BOXを納品しております。防音BOXといっても、お客様の検討されている内容によって大きく異なります。弊社では、お客様一人一人にヒアリングをしながら、最適な対策提案をさせていただいております。ご相談がありましたらお問い合わせよりお願いいたします。