工場室外機に防音パネル設置工事~防音対策前確認事項~
こんにちわ、ソリューション事業部です。3月ももうそろそろ終わりですね。お客様のお問い合わせも増えてきております。
さて、今回は食品工場様に納品させていただきました、室外機防音工事を致しました。工事はお客様で行われ、弊社は防音パネルを納品いたしました。結果、施工前75dbだったのが、13db低下の62dbになりました。さて、様々な防音工事をする上で、音と現場の確認が必要です。今回の事前確認を基に機械騒音対策例を紹介いたします。
騒音の確認
① 騒音源を特定します。1個の機械でも、モーターなどの1部分がうるさい場合があります。全体を対策しなくても、低減できるかもしれません
② 周囲を確認します。室外機の場合はファンが上部についていて、屋根にぶつかり反射することもあります。また、配管やダクトも注意です
③ どれくらい下げるかを確認します。工場の中ですと労働安全基準の85db以下、屋外の場合は敷地境界線の基準に基づきます。屋外に関しては工場だけでなく、一般家庭にも当てはまります
※ 上記は弊社で騒音調査、シミュレーションとして対応しております
現場の確認
① 設置個所の確認。現場にコンクリート基礎があればアンカーを立てることで防音パネルなどが設置できますが、アスファルトや砂利の場合は設置重量に注意が必要です。
② 周囲、時期の確認。雨天、雪や風圧がかかるか確認が必要です。屋上などは風圧が高くなるので、その分厳重な設置が必要です
③ 作業性の確認。機械を囲うことで防音できますが、作業効率や機械性能の低下が起こります。ヒアリングを行い対策を立てます
上記はすべて弊社でも行っておりますので、お困りごとがありましたらご相談くださいませ。