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株式会社静科

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    2016-01-11

    DIYで防音室の吸音効果を上げる方法

    一昨年より段ボール製やDIYでのなどが人気のようですが、もしもこの中で録音をしたい場合は吸音環境を整えていかなければいけません。基本的に防音室は音の遮断を目的としているため、内部の音の反響は自分で対策をとらないと響きすぎて正確な音の再現や録音ができません。段ボールのような音を吸いそうなものでも同様です。

    吸音材はスポンジやウール系の柔らかい素材が適しております。また、同じ素材でも密度や厚さによって吸音度合いが変わります。グラスウールを例にとると10~20mmで1000Hz以上が有効ですが、人間の声でも高音の領域、男性だと800Hzなのでより厚さが必要です(50~100mm)。ギターやピアノなどはさらに低い音域が発生します。ただし素材によって効果がまちまちなのと、発塵性の問題があるので室内にあった素材選びが必要です。

    既存の防音室の吸音効果を上げたい場合は壁に取り付けるだけの「一人静 Grace」をおススメします。大きさが300mm×600mmなので女性の方でも簡単に取り付けができます。取り付け方法も両面テープや虫ピンで設置できます。厚さが16mmと39mmありますが、16mmが周波数帯1000Hz以上、39mmが500Hz以上から有効となっております。

    色も様々ありますので、室内の印象を変えるのにもぴったりです。