エコキュート・エネファームが原因?低周波調査@東京
室内での低周波調査の依頼を受けました。本ブログでも度々取り上げさせていただきましたが、低周波というのは100Hz以下の周波数の音を指します。20Hz以下は超低周波といい人の耳では聞こえない領域と言われております。昨年エコキュートやエネファームのヒートポンプの低周波発生で話題になりましたが、睡眠障害や頭痛などを引き起こす可能性があります。しかし、騒音すべてを低周波と思い込んで必要以上に気にしてしまうケースもありますので、様々な観点からの検証が必要です。
弊社では、低周波の測定時に必要性があれば低周波用(1~100Hz)と広周波用(20~20,000Hz)の測定器で調査を行います。今回も原因不明の低周波に悩んでいるというご相談でしたが、ヒアリングを進めていくとはっきりとは低周波とは言えないことがわかりました。どうやら近くに室外機やエネファームがあることでそう思い込んでいたようです。気になる時間帯とエネファームの稼働時間がまず異なることと、発生する周波数が異なっていました。調査を進めた結果、騒音の原因は冷蔵庫のコンプレッサー(315Hz付近)ということが判明しました。
低周波によ身体への影響は確かにあります。しかし、思い込みによる身体への影響もありますのでしっかりとした調査をおススメ致します。