低周波吸音パネルの開発@東京
低周波用吸音パネルの測定を行いました。まだ、詳細な製品化は未定ですが、速報値ではタイプLよりも吸音性・遮音性に優れた効果を確認できました。エコキュートや室外機、発電機など低周波が発生しそうな機器に有効な対策がとれそうです。
測定方法を紹介させて頂きます。吸音率の測定には写真の様に、20㎡ほどの部屋に吸音パネルを設置します。各周波数の音を発生させ、一定の音まで下がる時間を確認し、パネルがある場合・ない場合の時間比で吸音効果を測定します。
遮音性能は透過損失という呼び名が一般的です。こちらは、上下の部屋の真ん中に遮音パネルを設置し、一方の部屋から発生させた音がもう一方の部屋でどのくらい遮断されているかを確認します。
弊社では、お客様にお出しする製品一つ一つの製品効果を確認しております。一定の周波数を狙った吸音パネルの製造も可能です。吸音効果のオーダーメイドが出来るのも静科の特徴ですので是非ご相談くださいませ。