窓からの音漏れをチェック!騒音調査(遮音測定)@神奈川
窓の遮音測定を行いました。昔の建物ですと窓からの音漏れがひどい場合がありましたが、最近ではほとんどの窓は断熱・結露の対策に加えて遮音性能も向上しております。
窓の測定は外からの自動車音や人の話し声が聞こえる場合や、室内での生活騒音が外に漏れる可能性を確認いたします。外壁の遮音性能がD-50(たとえば100db室内で音が発生した場合、50db遮音する)あっても、窓の遮音性能がD-20程度であれば、30dbもの音が外に漏れる、もしくは中に入ってくることになります。
高い位置に窓がある場合、通常の測定方法(高さ1.2~1.5m、1m離れる)では数値が確認できませんので、静科ではJIS規格に基づきながら現場ごとに測定をさせていただきます。今回も写真の様に測定を行い、無事窓の音漏れが壁に比べても少ないことが分かりました。
2重窓や真空窓の性能は年々向上していますので、意外に壁やドア、排気口からの音漏れがひどい場合もあります。現場ごとの騒音調査を行い、現場に即した防音対策を提案させて頂きます。