騒音対策の流れについて~測定・対策方法・対策製品はパッケージになります
先日、騒音対策のご依頼を受け、事前のヒアリング・騒音調査を行いました。騒音対策の流れと要点についてご紹介いたします。
騒音対策の流れ
静科での騒音対策の流れは以下になります。
- メール、電話でのお問い合わせ
- ヒアリング、現地確認
- 測定
- 図面、周辺環境図面入手
- 提案書作成
- お見積もり
測定・対策方法・対策製品はパッケージとお考えください
機械の寸法と作業性が分かれば、①からいきなり⑥の対応もとれますが、実際に現地確認をしてみないと分からない点が多数あり、機械の図面からでは、配置図の様子や周囲の配管の具合が分かりませんので、設置時に不具合が起こる可能性があります。
また、⑥をいきなりやる場合は、あらかじめ騒音のレベル、周波数を確認して頂く必要があります。簡易の測定器もありますが、精密性では劣る場合があり、また、振動は騒音測定器では測れません。振動計が必要です。騒音は空気振動と固体伝搬がありますので、この2つの確認がおろそかですと、有効な対策案でも効果が発揮できません。振動の場合は対策も特殊です。縁を切る以外にも、設置床の状況など講じていきます。
測定、対策方法、対策製品はすべてセット・パッケージとしてお考えていただいた方がよろしいかと存じます。
静科では無料のヒアリング、現地確認を行っております(測定は有料)。対策までもいかなくとも、ご不安等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。