高さ自由調整!集合住宅チラー騒音対策
集合住宅のチラー騒音対策例のご紹介です。生活環境で重要な設備ですが、自宅すぐそばに設置してあるので騒音源になりやすくもなります。チラーは上向きに音が出るため、集合住宅の場合は隣接する住宅の2階、3階にも聞こえてしまいます。
室外機においても相当しますが、騒音対策でネックになるのが熱の問題です。囲ってしまえば騒音対策ができますが、その分蓄熱しやすくなり設備自体が止まる可能性があります。放熱・排熱の仕組みが必要です。また、ご質問でも多いですが、「一人静A、D、L」は不燃認定で耐水性の製品です。新築で使用する際の建築基準、屋外で使用する際のメンテナンス性もクリアできます。
チラーによっては風量、熱量が変わります。音と熱に臨機応変に対応できるように下記の対応をしました。
① 配置場所がコンクリートなどのため反響しやすい → 吸音しやすい構造
② 蓄熱すると機械がとまる → 放熱タイプの「一人静 タイプD」を使用
③ 風量の調整が必要 → 金具を取り付け風量の調節を行う
④ メンテナンスが不要がいい → 腐食・錆に強く劣化が少ない素材を使用
取り付け工事もボルトだけですので約1時間あれば施工可能です。結果、上階に方も安眠できるようになったそうです。
工場や住宅での騒音にお困りでしたら、ご相談下さいませ。