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株式会社静科

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    2025-04-25

    アンプの騒音対策~ファンや低音ノイズを低減する床ありの5面体防音カバーを製作

    皆さん、こんにちは。製造部のヅアンです。

    先週、東京と立川市にある、昭和記念公園に行きました。ちょうどチューリップがたくさん咲いていて、とてもきれいでした。天気も良くて、ゆっくり散歩しながら花を見て楽しむことができました。とてもいい気分転換になりました。 さて本日は、「アンプ用防音カバー」のご紹介したいと思います。

    アンプとは?

    アンプ(アンプリファイア)は、音響機器や楽器などの音声信号を増幅するための装置です。スピーカーに十分な音量を出すためには、アンプを通じて信号を強くする必要があります。しかし、その際にファンの音や低音ノイズが発生することがあり、周囲の環境によっては騒音の原因になることもあります。特に家庭やオフィスでの使用では、防音対策が重要になります。

    「一人静タイプA」を使用したアンプ用防音カバーの制作

    今回、防音カバーに使用したパネルは「一人静 タイプA」です。タイプAは、薄型で軽量ながら、高い吸音・遮音性能を持ち、アンプから発生する低音ノイズもしっかりと抑えてくれます。また、今回は床付きの5面体構造で組み立てたことで、音漏れを最小限に抑えることができ、周囲への騒音が軽減されます。背面には配線用のカバー取付、配線の出し入れもスムーズに行えるようにしています。

    アンプ用防音カバーの仕様

    • 「一人静タイプA」使用床あり5面体防カバー
    • 外寸: 844mm×397mm/内寸:770mm×360mm H640mm
    • 背面パネル: 配線カバー 取付
    • 製作期間: 1週間

    他の用途にも応用可能!

    「一人静タイプA」は、アンプ用防音カバーだけでなく、さまざまな音響機器の防音対策にも活用できます。

    音響機器の対策事例

    • スピーカーからの音漏れを抑えるための簡易防音カバー
    • 録音ブース内の吸音パネル
    • 自宅スタジオの音響調整材

    その高い吸音性能により、室内の音響環境を整えるのにも役立ちます。薄型で扱いやすいため、省スペースでの施工にも向いており、DIYやカスタマイズにも最適です。

    将来的な改良点

    将来的な改良点としては、扉やカバー部分に気密性を高めることで、音漏れのリスクを最小限に抑えることが可能です。また、アンプの熱対策として、弊社が取り扱っている静音タイプの換気ファンユニットを組み合わせることで、内部温度の上昇を防ぎつつ静かな運転を実現できます。 さらに、用途や設置スペースに応じてサイズを変更したり、弊社製のキャスター付きフレームを用いることで、メンテナンスや移動が容易になるカスタマイズも対応可能です。今後もお客様の使用環境に合わせた最適な防音ソリューションを提供してまいります。

    今回はアンプ用の防音カバーをご紹介させて頂きました。弊社の製品は様々な状況に対応可能です。クリーンルームの防音や機械の防音でお悩みのがございましたら、騒音相談WEBツールより、お気軽にお問い合わせくださいませ。