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株式会社静科

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    社内勉強会に参加~「一人静タイプA」の仕様と外装や建物内における防音壁の設置について

    皆さん、こんにちは。営業事務のSです。

    段々とあたたかくなり、過ごしやすい日々が増えてきました。季節の変わり目に体調を崩してしまうことが多いので、睡眠・食事のバランスに気を使って生活送れるよう心掛けが必要ですね。わたしは「三首」と呼ばれる首・手首・足首の3箇所を冷やさないように普段から気を付けています。夏も寝るときは薄手のネックウォーマーを付けているので、家族からも不思議に思われることもしばしば…

    さて、入社から約4か月が経ち、業務がスムーズにこなせるようになったところで、勉強会を開いていただきました。今回は復習も兼ねて、改めて弊社「株式会社静科」 の主力商品「一人静シリーズ」の防音パネルと防音壁の設置についてご紹介をしたいと思います。

    幅広い音の吸音・遮音ができる「一人静タイプA」は一人静シリーズの基本モデル

    まず、「防音」とは「遮音・吸音・防振」からなり、公共施設や高速道路、ホテルなどで利用されています。「防音=重量があって大規模」というイメージがありますが、一人静シリーズでは選定した素材を組み合わせることで、効率的に音を低減させることが出来ます。

    一人静シリーズの基本モデルである「一人静タイプA」は定尺1,000×2,000mm、厚さ33mm、重量8kg/㎡であり、高速道路で使用されている従来品と比べて、厚さも重量も約3分の1になっています。従来の防音パネルが苦手としていた低音~高音までの幅広い音の吸音・遮音を一人静シリーズ一枚で対策することが出来ます。不燃認定取得、耐水性があり、腐食や錆を防止する素材で作られていることが特徴です。発泡樹脂(フェノールフォーム)に調湿機能があり、水分が循環して乾くため耐水性を持ち合わせています。

    パネルを複数枚組み合わせることで対象の騒音源に合わせたオーダーメイドの防音室や防音壁を構築することが出来ます。作業確認用の小窓やメンテナンス用の人が出入りできる扉の設置、排熱用にファンをとりつけることも可能です。

    防音壁が設置できる場所・難しい場所について

    防音壁を建てる際の設置場所の例をご紹介します。

     設置ができる部分設置が難しい部分
    外装の防音壁・強度のあるコンクリート
    ・鉄骨
     →アンカー留め
    ・アスファルト
    ・土
    ・砂利
    建物内の防音壁・コンクリート状の壁
    ・アルミフレーム
     →専用のテープ・接着剤
      柱やアルミフレームにビス留め
    ・室内用の壁紙
    ・でこぼこのある面
    ・ホコリや鉄板の錆などがある面

    従来品より軽量化されているとはいえ、騒音源のサイズによっては防音壁はかなり大きくなります。万が一、倒れてしまって人に危害が加わらない様にしっかり固定する必要があるため、設置場所を限定させていただく場合があります。また高さがある場合は鉄骨を使って骨組みをします。

    壁紙やデコボコしている面、ホコリ・鉄板の錆がある部分は、ずり落ちたり、壁紙ごとはがれてしまう可能性があるので、取り付けることは難しいです。

    お気軽にお問い合わせください

    今回は、「一人静シリーズタイプA」と「防音壁の設置」についてご紹介させていただきました。弊社では現場状況や騒音対象物に応じて、防音対策をご提案させていただきます。些細なご相談からでも全く問題ありませんので、まずはご相談いただけますと幸いです。騒音相談WEBツールより、ご気軽にお問い合わせくださいませ。