超音波洗浄機の騒音対策@愛知~ビス止め式の正面パネルとマグネットロック扉を採用した5面体防音ボックスを製作
みなさま、あけましておめでとうございます。静科の大澤です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
私はコカ・コーラを毎日1本~2本飲んでいるのですが、つい先日ユニクロに立ち寄ったところキースへリングとコカ・コーラのコラボ商品が売っていました。おもわず2着も買ってしまいました。
さて、今回は超音波洗浄機用防音ボックスのご紹介です。
超音波洗浄機用防音ボックスの概要
- 「一人静タイプA」(t37mm)使用 5面体防音ボックス
- 外寸:幅880mm×奥行728mm×高さ1,038.5mm
- 内寸:幅800mm×奥行650mm×高さ1,000mm
- 正面パネル着脱可能
- 正面パネル内部に片開式扉400mm×530mm ロック方法:マグネット
- 右側面に配管用開口2か所取り付け
- 背面下部に配線用切り欠き
着脱可能な正面パネル
弊社防音ボックスは基本的にビスの実の固定で構成されるためドライバー一本で組み立て・解体が可能ではあるのですが、今回は、正面パネルのみさらに容易に取り外したいとのご要望でしたので、正面パネルにT字型のフレームを取り付け、さらにビスを蝶ビスに変更することで、正面側から手で簡単に取り外しできるよう設計いたしました。
蝶ビスへの変更はお客様からのご提案でしたが、これなら手で簡単に外せるようにもできると納得できましたので、今後の参考にしたいと思います。
マグネットロック採用の正面扉
正面の扉は、こちらもお客様からのご要望にてマグネットロック式を採用いたしました。ハンドル型との違いとしましては、ハンドルを回転させて開けるという1アクションを省けるため、開閉動作が頻繁に必要な場合、マグネットに優位性が生まれます。ただししっかりとロックしたい場合や水平が取れていない環境であると、何かの拍子に開いてしまうことがあるため、ハンドルの方がお勧めです。
本案件におけるマグネットロックの仕組みとしては、扉パネル内部と戸あたり裏に磁石を仕込むことでマグネットロックを実現させました。今回は以前よりも戸当たり部を広げ、マグネットの範囲を大きくすることで、ロックの強度を以前よりも強固にすることが出来ました。
終わりに
いかがでしたでしょうか。今回は、超音波洗浄機用防音ボックスのご紹介となりました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするのか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。
具体的な話でなくとも、些細な相談で問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、お気軽にお問い合わせください。