吸音材「一人静Esprit Life」と遮音シートを組み合わせた機械音の騒音対策～湾曲した場所でも設置が可能
皆様こんにちは。製造部の大澤です。
先日休日に上野動物園に遊びに行ってきました。動物園に行くのは実に20年程ぶりです。今まで動物に興味などなかったはずなのですがなぜか、この年になって急に癒されたいと思ったのがきっかけです。家を出るのが遅かったためか、パンダは見ることができませんでしたが、そのほかの動物たちは大体見て回ることができました。しっかり癒されてきたので今週も頑張れそうです。
さて、今回は「遮音シートとEsprit Lifeを用いた機械騒音対策」についてご紹介いたします。
機械の騒音対策について
機械の騒音対策を弊社で行う場合、主に一人静シリーズのパネルを機械の周りに設置、もしくは機械全体を囲うような対策を取ります。騒音源である機械と外界を一人静パネルで遮断することで、音を減少させることができます。しかし、一人静パネルは薄いとは言いつつも、厚さが37mmあり、湾曲することもできないため、設置してしまうと騒音対策はできても、作業性を大きく損なう可能性があります。そこで、作業性を損なわずに機械の外観もすっきりさせることができる対策方法を紹介いたします。
遮音シートとEsprit Lifeの組み合わせ
弊社では様々な製品を取り扱っており、その中に住宅やオフィスの壁に貼ることで吸音効果が期待できる、「一人静Esprit Life」という製品と、遮音効果のある樹脂製の遮音シートという製品がございます。
この二つの製品を組み合わせると、一人静Esprit Lifeで音を吸音し、遮音シートで音を遮音することができます。また、それぞれの製品には粘着シートが内蔵されているため、これらを組み合わせて機械表面の裏側に貼ることで、疑似的に「一人静タイプA」と同じような構造を作ることができます。性能に関しましては、数値としては一人静タイプAに若干劣るものの、同程度の防音効果が期待できます。
関連ページ：一人静Esprit Lifeのご紹介 / 遮音シートのご紹介
設置方法について
先ほど触れました通り、粘着シートを内蔵しているため、保護シートをはがして貼るだけで対策ができます。また、どちらの製品もカッターやハサミで切断することができるため、入り組んだ構造の箇所などにも対応可能です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。今回は、遮音シートと一人静Esprit Lifeを用いた、機械騒音対策についてのご紹介となりました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするのか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。具体的な話でなくとも些細な相談でも問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
