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株式会社静科

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    防音ボックスや防音カバーの開口部の隙間埋め方法~過去の事例より4パターンご紹介

    皆様こんにちは。製造部の大澤です。

    先日鴨川シーワールドに遊びに行ってきました。こちらでは日本で3つの水族館でしか飼育されていないシャチを見ることができます。目玉であるシャチショーもしっかり見てきました。私は立ち見だったので大丈夫でしたが、夏限定でシャチの水しぶきで水を浴びるイベントがあり、客席はゲリラ豪雨でも来たかのような濡れ具合でした。次回は私も水浴びしたいです。

    さて、今回は「開口部のすき間埋め」の事例についてのご紹介です。

    パネル開口部のすき間埋めについて

    機械を弊社「一人静シリーズ」のパネルで囲う際、配線・配管、突起物、可視化したいなど理由は様々ですが、ほとんどの場合開口をいくつか設けます。組立・解体がドライバー一本で容易にできることを謳っていることもあり、基本的には開口部の処理について難しい加工はしないのですが、設置後解体の予定がなかったり、隙間がどうしても気になるとの意見を頂いたりと、開口部に何かしらの隙間埋めを行う場合がございます。今回はそういった場合に、どのような加工を施したかの過去の事例をいくつかご紹介したいと思います。

    ①アルミ複合板

    アルミ複合板によるすき間埋め

    こちらは遮音性能のあるアルミ複合板をカッターで切り取り、パネルにタッピングビスで打ち付ける方法です。現場加工が容易であるのと安価なものを使用しているため、急遽隙間埋めが必要になる場合などによく用います。

    ②遮音シート

    遮音シートによるすき間埋め

    こちらは、遮音性能のあるゴム製のシートを用いて加工する方法です。アルミ複合板同様加工が容易なため、現場で重宝しています。取付方法がタッピングビスでの打ち付けのため、取り外しを頻繁に行ってしまうとゴムが劣化してしまう恐れがあります。

    遮音シートを用いたすだれ

    カッターで加工ができるのとクッション性があるため、写真のように搬出口にすだれのような形で取り付けることも可能です。

    ③グロメット取付

    グロメットによるすき間埋め

    こちらは円形の開口部に、「グロメット」という製品を取り付けたものです。写真にある円状の中央の白い部分がグロメットであり、グロメットの中心に配線などを押し付けることにより、中心部に穴が開き伸縮するため、密閉度を保ったまま通すことができます。より密閉度を高めたいときに用います。

    ④取り外し可能パネル

    パネルによるすき間埋め

    こちらは開口部に着脱可能なパネルを取り付ける方法です。開口部を使う頻度が少ない場合に用います。大物元のパネルと同様の製品を用いて製作しているため、開口部を使用しない期間はその部分をほぼ完全に密閉することができます。

    お気軽にお問い合わせください

    今回は「開口部のすき間埋めの事例」についてのご紹介となりました。代表的なものを取り上げましたが、これらの他にも方法は沢山ございますので、弊社製品の導入をご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。