ブロワーと真空ポンプの防音ボックスの施工に初参加@岐阜県~準備から施工に至るまで全てが貴重な教訓に
こんにちは、製造部のズオンです。
東京で友達とピクニックをしました。少し暑かったですが、アウトドア活動にはとても適した天気で、楽しい週末を過ごすことができました。
本題に戻りまして、今日は最近の出張についてお話したいと思います。今回が私が入社してから初めての遠方への出張で、防音ボックスの施工のために岐阜県へ伺いました。施工自体も今回が初めてで、本当にたくさんの興味深い体験をさせていただきました。
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プロジェクトの要件
このプロジェクトの要件は、固定パイプによって相互にに接続された 2つの部分からなる機械の組み合わせである真空ポンプとブロワーの機械から発せられる騒音を最小限に抑えるソリューションが必要です。
真空ポンプは各家庭をはじめ、工場・学校・病院等の浄化槽の水処理曝気用には欠くことのできない機器です。 大型から小型まで、また陸上式、水中式と幅広い機種が使用されています。そこで、効果的な防音を確保するために、機械の2つの部分をカバーする防音スペースを設けることにしました。
計算の結果、最終的に選ばれた素材は、アルミハニカムをメインとした「一人静タイプD」でした。機械を設置するスペースは決まっているため、周囲のスペースをとらずに機械全体を覆う防音スペースを確保することを慎重に計算する必要があります。また、機械の熱を逃がす必要があるため、今回は換気ファンも設置しました。機械のメンテナンス性を考慮し、防音スペースもお客様で簡単に分解・設置できるよう極めてシンプルな設計となっております。
防音ボックスの設置・施工
防音ボックス設置の際、各細部のサイズは正確でなければなりません。換気扇が設置されているスペースがあり、換気扇の設置場所や電気配線の計算も非常に重要です。会社から遠く離れたプロジェクトなので、エラーが発生すると修正するのが非常に困難です。いくつかの準備ステップを経て、施工を開始しました。
送風機の取り付けまでは順調に進んでいたのですが、ブロワーの取り付けの段階で問題が発生しました。防音スペースではブロワーの機械を完全に覆うことができないため、話し合いの結果、手持ちの工具を使ってその場で修理することにしました。そして幸運なことに、それを修正するための努力が報われ、インストールが成功しました。同僚の指導のおかげもあり、無事に工事を終えることができました。
出張を終えて
今回は沢山のことを経験し、準備、構築、発生した問題の解決に至るまで、すべてが貴重な教訓になりました。また、景色も良く、美味しい食べ物も満喫でき、思い出に残る出張となりました。
防音効果については、まだ工場の機械が稼動していないため、お伝えできないのが残念です。結果が出たら、プロジェクトの防音効果について共有したいと思います。
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