低周波音の騒音対策について~「一人静タイプL」を使用した室外機への対策事例
皆様、こんにちは!ソリューション事業部 ソリューション事業課の橋本です。
2024年パリオリンピックまで残り1ヶ月となりました。前回の東京オリンピックは、新型コロナウイルスの影響で2021年開催であったこともあり、とても早く感じます。前回は、野球の試合が横浜スタジアムで開催されており、偶然アメリカの代表選手達と同じ、横浜のみなとみらいのホテルへ宿泊したことで代表選手たちに遭遇し、私の応援している球団所属の選手に会うことが出来ました。アメリカの国旗のついたウェアを着た選手の姿は、一段と格好良く見えたのを覚えています。
オリンピックの好きなシーンでもあるのですが、メダルの表彰式の際にメダルを獲得した選手の国旗が上がるシーンは何度見ても感動します。4年間オリンピックのために辛い練習を乗り越え、メダルを取った選手にしか見えない表彰台からの景色は格別だと思います。今大会も日本を含め、各国の選手たちが自国の国旗を背負って戦う姿を目に焼き付けたいと思います!
さて、今回は、「室外機などの低周波音の騒音対策」についてお話させて頂きます。
低周波音を発生させる室外機の騒音相談が増加
ここ最近は、低周波音を発生させる機械の騒音対策のお問い合わせが増えています。人が音として聞き取ることができる可聴域は20Hz~20kHzと言われておりますが、人の耳は低い音ほど鈍感であり、特に20Hzの音であれば、80dB以上の音でないと聞こえることはないといわれていますが、人は低周波音を聞いたり感じたりすることにより、不快感や圧迫感を感じてしまいます。
特に暑い日が続く中、やはり低周波音でご相談が多いのは室外機です。室外機の種類によって様々ですが、特に商業施設や公共施設、工場などに設置されているような大型室外機のご相談が半数以上を占めております。24時間稼働しているような施設などでは、やはり近年気温が上昇していることもあり、夜間帯でもエアコンを稼働が必須になりますので、近隣住民の方からの苦情も増えています。
夜間帯は暗騒音が下がる一方、室外機音のような低周波音が目立って聞こえてしまい不快に感じて眠れなくなってしまうことが予想されますが、施設で働く方も夜間帯とは言え気温が上昇している現在、エアコンを止めて作業することは熱中症のリスクにもつながりますので、とても難しい問題です。
低周波音の騒音対策には「一人静タイプL」が最適です
室外機などの低周波音は弊社製品「一人静タイプL」対策が可能でございます。タイプLは低周波音を吸音することが可能であり、高い遮音性も持ち合わせております。
「一人静タイプL」を使用した具体的な対策事例
室外機に対して「一人静タイプL」を用いた対策方法は、大まかに3つございます。
- 室外機正面への設置する方法
- 室外機をL字のように2面で囲う方法
- コの字のように3面で囲う方法
コの字のように囲う場合、10~15dB程の低減が想定されます。室外機の周辺環境に合わせて、設置方法をご提案させて頂いております。
低周波騒音のお悩みはお気軽にご相談ください
いかがでしょうか?本日は低周波音に関するお話をさせていただきました。人が不快に感じる低周波音はとても厄介ではございますが、対策は弊社にて可能です。住みやすく働きやすい環境作りのお手伝いをさせていただければ幸いです。低周波音でお悩みの方いらっしゃいましたら、騒音相談WEBツール より、是非ともお問い合わせくださいませ。