展示会「KOBA2024」レポート@韓国・江南~出展の経緯やお客様の反応など
皆様こんにちは。ソリューション事業部 ソリューション事業課の橋本です。5月21日(火)から5月24日(金)に韓国の江南にて開催された、KOBA2024という展示会に参加いたしました。本日はKOBA2024の様子などをお話させていただきます。
私は今まで海外に留学でカナダに1度、大学時代の卒業旅行でアメリカに1度訪れたことがあり、英語圏以外の国は今回が初めてでした。韓国へ入国して気づいたことは看板や標識が、韓国語のみであったり、Wi-Fiの手続きやホテルでのチェックイン等、韓国語が全く喋れない中コミュニケーションを英語で行ったのですが、英語であれば、ある程度自分の聞きたいことや伝えたいことを理解してくれたので、改めて英語の重要さを感じました。
私は現在オンライン英会話を利用しており、なるべく日常的に英語を話すよう心がけていますが、より一層英語を勉強し、世界中の国を訪れたいと今回の出張で感じました。ただし、今は円安なので中々海外旅行は難しい為、早く円安が解消されるのを願うばかりです…。
KOBA2024~映像・音響・照明等に関連する国際的な展示会
さて、本題に入ります。KOBA2024とは映像・音響・照明等に関連する国際的な展示会であり、弊社は取引のある韓国企業のブースをお借りし、SDM1800・SDM900・LACOS500・LACOS1000・SSP500を1つずつ展示いたしました。日本の大手メーカーも出店しており、映像系ではカメラやスクリーンなど最先端技術を駆使した製品がたくさん展示されておりました。音響系では様々な楽器やスピーカー、ライブなどで使用されるような照明の展示がされており、会場内は華やか且つお祭りのような雰囲気でした。
KOBA2024へ出展した経緯とお客様の反応
今回弊社としては初めてのKOBA出展ということで、韓国内での弊社製品の認知度拡大はもちろんのこと、吸音材の存在や吸音材を音響に使用することによるメリットを知っていただくという目的で出展させていただきました。
実際にブースへ運んでいただいたお客様の大半が、製品の性能に驚かれておりました。弊社製品の効果を体感していただくために、ブザーを鳴らした状態でブザーをSDMに近づけると音が低減する様子や、実際にSDMに耳を傾けて頂くことで、周りのざわめきが低減される体験など、2パターンのデモンストレーションをご用意しました。
国内では、工業向けの展示会で、弊社パネルを使用した防音室を展示することが多く、実際にお客様が防音室に入った時に毎度驚きの反応をいただくのですが、今回のKOBA2024では、SDMシリーズ1枚で同様の反応を頂いたので、製品を紹介する身としてはとても嬉しい気持ちになり、同時にSDMシリーズの性能の良さを改めて感じることができました。
また、お客様には、韓国の吸音材メーカーの存在について質問させて頂いたのですが、大半の方が吸音材のメーカーは知らないという回答でした。そもそも、吸音材という存在は知っていたものの、目の前で見たことはなく、このような効果があるとは知らず、感動したという声が多かったです。
最後に
今回、初めての韓国での音響系展示会に出展し、お客様の反応から沢山得られるものがありました。韓国では、まだまだ吸音材というもの自体の認知度が低い為、吸音材の効果がどのようなものか、そしてこの効果を利用してどのような用途で使用されるかを知っていただくきっかけになったと思います。
また、韓国だけでなく、他の国でも吸音材の認知度が低いことが予想されるため、ゆくゆくは世界中に吸音材の存在や、弊社製品の吸音性能が優れていることを認知いただき、世界中で楽器での演奏やレコーディング、ライブハウス等の様々な場面で使っていただけるよう、今後も営業活動に努めていきたいと考えております。