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株式会社静科

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    2024-05-30

    室外機用防音壁を施工~基礎へのアンカー固定に加え外壁とのワイヤー接続により転倒防止対策を強化

    皆様こんにちは。製造部の大澤です。

    現在私は歯医者に通院しているのですが、先日とうとう4本目の親知らずを抜いてもらいました。今回抜いたのは左上の奥歯です。10年ほど前に下の親知らずを抜いた際は、生え方が悪かったためか、抜く際に激しい痛みを伴ったので、ビクビクしながら歯医者に向かったのですが、今回は想像以上に無痛で安堵しました。まさか4本とも抜いてしまうとは思っていませんでしたが、もう歯を抜かなくていいと思うと、とても気が楽になる今日この頃です。

    さて、今回は私が施工に参加した「室外機用防音壁」のご紹介です。

    室外機用防音壁概要

    室外機用防音壁
    • 一人静タイプL(t69mm)使用 L字型防音壁
    • 外寸:W3,669mm×D1,400mm×H2,278mm
    • 内寸:W3,600mm×D1,331mm
    • 既存外壁鋼板にL字金具ビスを固定し、パネル部アイボルトとワイヤー接続
    • パネル固定脚とべた基礎立ち上がり部分にてアンカー固定
    • 上部斜め材は一人静タイプAを使用。

    防音壁の固定方法~お客様のご要望で転倒防止対策を強化

    防音壁の施工にあたり、お客様が危惧されていた点として、「転倒の恐れがないか」というものがありました。確かに、防音効果により環境が良くなったとしても、壊れてしまっては意味がありません。そこで今回は、より安心して頂けるよう、通常のアンカー固定に加え、パネルと壁面をワイヤーで繋ぎ強度を上げることに致しました。

    ① 既存外壁鋼板にL字金具ビスを固定しパネル部のアイボルトとワイヤー接続

    パネル側にはワイヤー通し用のアイボルトを取り付けました。また、壁面については当初の計画ですと、穴をあけてL字金具をタッピングで止める予定でしたが、既存の壁面固定ビスがアイボルトに対してほお水平な位置にあったため、既存ビスの下に仕込む形でL字金具を取り付け、双方にワイヤーを通し固定いたしました。これにより、万が一強風でパネルが煽られてしまった場合でも、パネルが反るなどの弊害が生じない安心感が生まれました。

    ② パネル固定脚とべた基礎立ち上がり部分にてアンカー固定

    また、今回現場地面がアスファルトであったため、アンカー固定が困難でしたが、特殊形状のパネル固定脚を用意することで、室外機を固定している基礎立ち上がり部分にアンカー固定が実施できました。このパネル固定脚は私ではなく弊社別スタッフの考案でしたので今後このような場合に活かせる案の一つとして勉強になりました。

    終わりに

    いかがでしたでしょうか。今回は、室外機用防音壁のご紹介となりました。防音対策導入にあたり、仕様についてお悩みの場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じて様々ご提案をいたします。具体的でなく些細なご相談でも全く問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、お気軽にお問い合わせください。