電動シャッターのモーター音の騒音対策~壁面に固定する5面体の防音カバーを製作
皆様こんにちは。ソリューション事業部の橋本です。ゴールデンウィークの最終日に、ボクシングの井上尚弥選手の試合をアマゾンプライムにて視聴し、大興奮なゴールデンウィークの締めくくりとなりました。1ラウンドでまさかのキャリア初のダウンを喫し、不安の残る立ち上がりとなりましたが、2ラウンド以降は相手のネリ選手の動きを見切り、終始圧倒し見事6ラウンドKO勝利となり、さすがモンスターだなと思わせるような戦いぶりでした。あのような戦いをみると自分もミット打ちしたくなりますが、しばらく私が通っているボクシングジムがお休みのため、シャドーボクシングを家で寂しくする予定です…。
さて、本日は「電動シャッターのモーター音の防音カバー」についてお話させて頂きます。
防音対策と設置方法について
本件では、個人宅の電動シャッターのモーター音の騒音対策用に、専用の防音カバーを製作・設置いたしました。上部写真の様に、建物の壁に電動シャッターのモーターが設置されており、カバーはされているものの、かなり高い音が発生しており、近隣住宅への配慮を目的としたお問い合わせをいただきました。
本件では「一人静 タイプA」を用いて5面体の防音カバーを作成し、建物の壁にドリルビスを打ち込み設置を行いました。ボックスの四方にアルミの羽を設け、アルミの羽の上からドリルで壁へしっかりと設置できました。また、頻度は少ないながらも、メンテナンスで既存のカバーをあけることがあるため、パチン錠にて蓋のような仕様にすることによってメンテナンスが可能となります。モーターの配線もしっかりと通るよう配線位置に切り欠きを設けました。
防音カバー設置後の効果について
本件では測定をすることができなったため、データはございませんが設置前と設置後の体感では、-20dB程の効果を感じました。高い音ですと、音が響きやすい性質があるため近隣住宅への影響も大きいです。
今回の「一人静 タイプA」は高い音の吸音性能に優れており、相性が抜群でありしっかりと音の響きを抑えつつ遮音していたため、設置後耳を澄ませてやっと何か音が鳴っていると気づくレベルまで音を下げることができました。
騒音相談WEBツールにてお気軽にお問合せください
機械音や高い音でお困りの現場や近隣住宅への配慮を目的に音を下げたいとお考えの方は、騒音相談WEBツール より是非ともお問い合わせいただけますと幸いです。