メラミン樹脂発泡体吸音フォーム「アコースティセル」~100℃以上の環境下での防音対策に最適
皆様、こんにちは。ソリューション事業部 ソリューション事業課の橋本です。ここ最近休日は趣味であるサウナにより力を入れております。サウナに約10分入り、水風呂に約1分、風を浴びながら椅子に座って休憩を約10分、この流れを行うことで最近話題になっております「整う」ことができます。
整う瞬間はサウナ、水風呂に入った後に風を浴びながら椅子に座っている瞬間で体がふわふわと浮いた感覚になり、風を浴びているのに寒くも暑くもならない不思議な感覚になります。また、無の状態になれるので体だけでなく心もリラックスできますので、是非休日はサウナに行くことをお勧めいたします。
さて、本日は『耐熱性に優れた吸音材』についてお話させて頂きます。
耐熱性に優れた吸音材「アコースティセル」について
弊社製品である「一人静タイプA、D、L、Z」はそれぞれ100℃までの耐熱性がございます。また「一人静 Esprit Life、Esprit 」は75℃までの耐熱性がございます。高い温度の環境下でも対策が取れますが、中にはエンジン音の対策等、100℃以上の環境下での防音対策を行いたいという声を頂くこともあり、その際にご提案させて頂いております、耐熱性に優れた吸音材をご紹介させていただきます。下記は、弊社で取り扱っております耐熱性に優れた吸音材「アコースティセル」となります。
規格サイズは500mm×1000mm 厚みは20mm、25mm、30mm、50mmと4種類ございます。 ※上記サイズ以外のご希望サイズございましたら都度対応させて頂きます
メラミン樹脂製のスポンジタイプであり、軽量で扱いやすく、カットにて加工も可能であるため簡易的に防音対策が可能となります。また、こちらの吸音材は耐熱性が150℃までと非常に優れております。この耐熱性を活かして、実際に車両内部における騒音対策の実績がございます。耐熱性に優れており、厚さも一番薄いサイズは20mmであるため車のエンジンの他、車両内部における騒音対策も可能となります。また、施工方法ですが、アングルなどに合わせて吸音材をはめ込む方法、もしくは接着剤を用いて設置する方法の2種類となります。
吸音材「アコースティセル」の性能
こちらの吸音材の性能は以下グラフをご参照ください。
グラフ上のオレンジは25mm、ピンク色は50mm、青色は100mmを表しております。グラフの見方ですが横軸の周波数に対しての縦軸の吸音率を表しております。一番上の1.0は吸音率100%を表しております。25mmでも2000Hzで80%以上の吸音率を表しており、厚みを増すほど吸音率は上がります。厚さによって吸音率は変わりますが、どの厚さでも高音域の音をよく吸音することが分かります。
最後に
本日は耐熱性に優れた吸音材のご紹介をさせていただきました。防音対策する上で音の特質に合わせて防音材を選定するのはもちろん、対策する周辺環境に適した防音材を選定することも重要となります。弊社にて製造している防音パネル以外にも、環境に合わせた様々な防音材を取り扱っておりますので、騒音問題にお困りの際は、騒音相談WEBツールよりご連絡いただけますと幸いです。