屋外用大型コンプレッサーの防音カバーを制作～性能が劣化したグラスウール使用の防音カバーを弊社製に変更
皆様、あけましておめでとうございます。製造部の大澤です。少し遅めのあいさつとなってしまいましたが本年もどうぞよろしくお願い致します。
年末年始は中学、高校、大学の友人たちと久しぶりに会って騒いだり家族とゆっくり過ごしたりと充実した休暇を取ることができました。友人たちにたくさんパワーを貰えたので仕事モードに切り替えて今年も一年乗り切りたいと思います。
大型コンプレッサーの騒音対策
今回ご紹介するのは大型コンプレッサー向けの防音カバーです。ご依頼くださったお客様は、屋外のコンプレッサーの騒音対策としてグラスウールを用いたカバーをもともと取り付けていたそうですが、経年劣化により効果が下がってしまったため、他に良いものはないかと探したところ、弊社を見つけてくださったそうです。
グラスウールと『一人静シリーズ』の違い
グラスウールには断熱性や防音性などを有しており、何より価格が安いという特徴がありますが、湿度に弱いという致命的な欠点がございます。一度水分を吸ってしまうと性能が極端に落ちてしまい、以降性能が戻ることがないため、定期的な交換もしくは完全な防水仕様で囲わなければなりません。弊社製品である『一人静シリーズ』は表面がアルミ製のため錆や腐食に強く、内部構造は水分を排出することができるようになっており、単体で屋外使用することができます。また、耐久度の比較としてグラスウールが2～3年ほどなのに対し、『一人静シリーズ』に関しては10年以上性能を保持することができます。
パネルを繋ぎ合わせることで配管部も対応可能
『一人静シリーズ』は加工性が高いため、パネルを分割し、配管部に切欠きを設けたものを繋ぎ合わせることにより、配管部もしっかりカバーすることが可能です。今回は切欠きの穴埋めについてお客様の方で施工してくださるとのことでしたので、四角い形状ですが、正確な数値さえわかれば、配管ぎりぎりまで覆える鈑金を用意したり、配管の形状に合わせて円形の切欠きにすることも可能です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。今回は、大型コンプレッサーの騒音対策についてグラスウールとの違いを交えてのご紹介となりました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするのか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。具体的な話でなくとも些細な相談でも問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
