スクラップコンベアの騒音対策~キャスター・塗装・窓付き仕様の床無し5面体ボックスを製作
みなさんこんにちは。製造部の大澤です。今年もあと2週間ほどということで、ついつい年末年始のお休みのことを考えてしまいます。私はここ数年ずっと友人の家に集まってボードゲームで遊びながら年越しをしています。今年も集まる予定ですが、皆徐々に家庭を持ち始めているので、この習慣もそう長く続かないかもしれませんが、むしろ家族も連れてみんなで集まってわいわいやるような未来を想像してみると楽しそうです。そのためには私も動き出さないといけませんね。
さて、今回は『スクラップコンベア用防音ボックス』のご紹介となります。
スクラップコンベア用防音ボックス概要
- 『一人静タイプA』を用いた床無し5面体ボックス
- 外寸:W800mm×D1200mm×H1800mm
- 正面に片開き扉 W650mm×H1500mm
- 窓部材:ポリカーボネートt10mm
- キャスター装着につき移動可能
- 希望色に塗装
今回ご相談頂いたのはプラスチックの解体業者様です。スクラップコンベアの破砕音を下げたいということでご相談頂きました。
ご要望①:移動可能なボックスにしたい
スクラップコンベア本体を使用しない時はしまっているということで防音ボックス自体も移動できるようにしてしまいたいと伺いました。したがってキャスターを装着してボックス自体を動かせる仕様に致しました。ロック版を搭載しているためしっかりと固定もされます。
ご要望②:周りの環境に合わせて配色したい
工場内の外観を統一したいとのことで本来弊社パネルは白色なのですが淡い緑色に焼付塗装を行いました。自社での塗装には限度がございますが、塗装をいつもお願いしている協力会社様がいるので色を変更希望の場合はぜひご相談ください。
ご要望③:中が見えるような仕様にしたい
窓にはポリカーボネートの厚さ10mmのものを採用いたしました。高い強度とガラスと同等の透明度が特徴です。専用のフレームではめ殺しにすることで、密閉度を損なうことなくパネルへの取付けが可能です。窓の加工については過去の記事で詳細を説明しております。
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終わりに
いかがでしたでしょうか。今回は、『スクラップコンベア用防音ボックス』についてのご紹介となりました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするのか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。
具体的な話でなくとも、些細な相談で問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、お気軽にお問い合わせください。