2023年の振り返りと感謝の想い~温かい応援や支えのおかげで続行できた『スイング改革』
こんにちは。総務部の小森です!
あっという間に12月も半ばです。あと半月もしたら2024年を迎えますね。今年は様々な出会いのお陰で、新しいパワーを得ることが出来ました。出来なかった技術が少しずつ身についてきたり、成長を感じる一年でもありました。「新ステージへ足を踏み入れた」そんな表現がぴったりかなと思います。
本日は充実した2023年を振り返るとともに、2024年に向けての抱負を書いていきます!
2023年を振り返り~自分だけで少なくとも一点は獲れるホームランへの憧れ
昨年2022年度は、永年功労賞と優秀選手賞をW受賞することができました。有終の美を飾るにふさわしい終わり方だと思いましたが、選手を2023年を続けることにしたのは「公式戦でホームランを打っていない」ということが大きな理由でした。2022年までは打率にこだわるソフトボールをしてきました。打率を上げる為に、どんな打球でもいいからとにかく野手のいない所へと思って売ってきました。その為「ホームランを打つ」という想いやイメージはありませんでした。
しかし、惜しいゲームや沢山打って活躍したゲームで負ける度、自分だけで「少なくとも一点は獲れるホームラン」に憧れを持つようになったのです。長打が少ないチームで、点を獲ることは非常に難しくバッテリーが踏ん張って最少失点で抑えてくれても1点も獲れず負けてしまうことが、何より悔しく申し訳なかったのです。
チームの課題は明確で『得点力の低さ』。そこで、現役続行を決意した自分の2023年の目標は「公式戦でホームランを打てる度胸を持つ選手になる」ことでした。具体的に取り組んだことは『スイングの改革』です。始めた頃は空振りも多くミートもろくにできなかったり、色々な人に反対され「そんなスイングで打てる訳がない」と言われ、とにかく悩んだ日々の始まりでした。しかし葛藤しながらも、勝つ為にやると決めたことを、途中で投げ出して後悔するのは自分自身。仲間たちがいつも見守ってくれました。時には否定される私を庇うかのように、言い返してくれる先輩や後輩もいました。この時、本当にどれだけ救われたかわかりません。思い返すと今でも涙がでそうになります(笑)
絶対にホームランを打ってやる!と気持ちを何度も奮い立たさせてくれたのも応援してくれる仲間たちでした。温かい応援や支えがあって『スイングの改革』は、継続できました。最初は新たに習得するバッティングの理論や体の使い方を理解する所から始まり、動画を撮っては見返し、スイングの修正を行う。指導やアドバイスも取り入れながら、反復練習をひたすら行いました。
必要なトレーニングやストレッチの方法も教えて頂き、教わったことは勿論書き止め、やって感じたことはメモをとって見返す。こういった繰り返しの毎日でしたが、やり続けることで次第にミートすることが増え、飛距離が伸びるようになりました。苦手なコースや球種が打てるようになったり、得意なところが打ちづらくなったりもして、様々な変化を感じる様になってきた頃、去年よりも長打の確率が増え、練習の中でHRが出るようになりました。
VS 大和電機戦での記念すべき初ホームラン
第4節の長野大会。VS 大和電機戦、代打で出場してリーグ初ホームランを打つことができました。目標を達成することが出来た喜びよりも、その時は泣いて喜んでくれた人たちがいたことの喜びの方が10倍大きかったということです。言葉にできないふわふわとした感覚があって、自分の活躍を仲間だけでなく保護者の方も号泣して喜んで下さった方がいらっしゃいました。その姿が目に焼き付いています。
この試合の後は、目標達成の現実味がなく頭がぼーっとしていましたが、夜風を浴びながら素振りをしているときに実感したことがありました。ホームランを打ったことで、やってきたことや信じてきたことが間違いじゃなかったんだなと、そう思うことができました。そして何より一人の力で打ったホームランではなく皆のパワーで打てたと感謝が湧いてくるばかりでした。時間が経つ程、仲間や応援してくださった人たちのことが浮かんで、次の日も試合があるのにその夜はあまり眠れませんでした(笑)
順位決定節(VS Citrine Ichinomiya戦)で2本目のホームラン
2本目のホームランは順位決定節。VS Citrine Ichinomiya戦でした。しばらく打てていなかったドロップ系のボールの対策をすべく、元投手のキャッチャーの先輩に沢山投げて頂きました。自主練で変化球を打ち込む練習をしていた成果を果たせた瞬間でした。また試合前は、背筋や胸郭を上手く使って飛ばせるように、トレーナーの方にストレッチを教えて頂いて沢山準備をして臨んでいました。
その甲斐あって。しなやかに難しいボールを捉えることができました!2本目のホームランは、しっかりと打った実感があった一打でした。苦手なことをとことん練習するのを付き合ってくださった先輩、最善のパフォーマンスをする為に見てくださっていたトレーナーの方、そしてノリノリで応援してくれる仲間全員。皆が並んで待ってくれている中、ハイタッチするとバタバタと倒れる後輩たちの最後尾には、ネクストバッターにも関わらず先輩が抱っこの準備をしてくれていました。喜びと感謝で胸がいっぱいになりました。
2023年の感謝の想いと来年への抱負~常に『愛されるチーム』を目指して
チームの結果は、昨年と変わらず9位で残念ながら目標の5位以内は達成できませんでした。悔しい結果にはなりましたが、チームワークは厚木SCが一番だったと胸を張って言えます。応援して頂いている方々には勝利をお見せすることがなかなかできず、申し訳ありませんでしたが、今年のチームの雰囲気はとてもよかったと褒めて頂くことばかりでした。「応援している側も見ていて楽しくなる」そんな言葉を沢山頂きました。私たちのソフトボールを見て皆様にパワー感じて頂けることが出来ていたのなら、それは『愛されるチーム』の根幹になってくる部分だと思います。来年度は今年以上に皆様に愛され、それ以上に愛をお届けし、そして強く勝てるようにチーム一丸となりたいと思います。
今年一年あっという間に終わりましたが、昨年よりも確実に濃い一年になりました。自身もチームも大きく成長できた年であったことは間違いないので、来年は試合で爆発できるように、新生厚木SCとして飛躍できるように頑張ります。
また、唯一の先輩、扇の要(#18 後藤選手)と厚木SCのエース(#17 中澤選手)とサードの好敵手(#15 小笠原選手)の3名が今シーズンを持って引退しました。一人ひとり勿論かけがえのない選手ですが、この3名は特にチームの中心となるメンバーであり、心も優しくプレーもキラッと光る素晴らしい選手たちでした。3名が居なくなることはとても淋しいですが、次に応援に来てくれた時に「辞めなきゃよかった!」と思わせられる様な、今年以上に最高なチームになっていたいと思います(笑)
応援してくださる方々、仲間の皆、沢山の人々に見守られ支えられながら乗り越えた2023年ももうすぐで終わります。本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。長期休暇でもトレーニングを怠らず、コツコツと頑張って固めていき、立派な姿で春を迎えられる様に頑張ります!
それでは、来年も引き続きご声援の程よろしくお願い申し上げます。