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株式会社静科

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    2015-08-10

    室内向け吸音材『一人静Esprit』活用例~隣室への騒音低減&オーディオルームの音響調整

    ソリューション事業部です。今回は弊社の室内向け吸音パネル『一人静』を活用した、室内の吸音対策と音響調整事例を紹介いたします。

    関連ページ:隣室・室内の響きを調整できる防音材「一人静 Esprit(エスプリ)」

    隣室への騒音を低減

    このところ「隣室への騒音を低減したい」というお問い合わせが増えています。自身では気にならないTVの音や生活音などが大きな問題に発展することもあります。通常は壁を補強することで防音対策を行いますが、『一人静Esprit』を用いて、以下の方法でも簡易的に吸音対策ができます(最上部写真参照)。

    1. 壁に対し合板(厚さ12mm程度)を取り付けます
    2. 合板に対し、遮音シートを取り付けます(強力な両面テープが望ましいです)
    3. 遮音シートに『一人静Esprit』を取りつけます(接着テープがついてます)

    尚、遮音シートは面密度(厚さに対しての重さ)が低いと効果が薄いです。また、ゴム製の遮音シートですと、夏場などに匂いが発生したり、耐久性が気になる場合があります(静科ではおススメの遮音シートをご用意しております)。

    オーディオルームの音響調整

    先日、オーディオルームの音響調整用に『一人静 Esprit』をご購入いただいたお客様より大変嬉しい内容のメールを頂きましたので、併せてご紹介いたします(上記写真はSHIZUKA Stillness Panelの設置イメージです)。

    関連サイト:SHIZUKA Stillness Panel

    以下、ご購入者様からのご感想です。

    「いろいろ試してみましたが、吸音効果の高いのに驚きました。当初、スピーカーの間に4枚立てかけたところ、聞きなれたCDのヴァイオリン曲の高音がすっかり吸音されてしまったような感じで、音がスピーカーの後ろに引っ込んでしまいました。もの凄く吸音性能が高いと思います。」

    「結局、部屋の間仕切りに使っている四足のカウンター家具の底に下向きに貼り、床からの反射音を処理しました。若干うるさかった低域がスッキリsて音程もはっきりしてきました。」

    『一人静Esprit』は高音に対して吸音効果を発揮します。そのため、今回のようにヴァイオリンには相性が良かったようです。但し、ご使用状況によっては、低音部分の対応も必要になると思いますので、そのような場合には、『SHIZUKA Stillness Panel』をお試しください。厚さ35mmの同製品は高音域~低音域の吸音が可能ですので、不自然な印象を受けません。

    カッターで簡単に加工ができ室内の吸音対策には最適な製品です

    以上、『一人静Esprit』の活用事例をご紹介させていただきましたが、『一人静Esprit』は吸音の効果を持っており、遮音の様に比重に寄らずに音の反響を和らげ防音対策の相乗効果を上げます。また、厚さも15mmとご使用しやすい薄さです。カッターで切れますので、大きな施工を必要としません。見た目がグレー色ですが、表面にお好みの布を虫ピンでさしていただければ室内のインテリアにもマッチいたします(布を巻いたという製品もあります)。

    関連ページ:テレワーク・オフィス向け吸音パネル「SHIZUKA Grace タイプS」

    設置方法は壁を傷つけずに簡単に設置できる方法もありますので、ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。