音響用吸音パネル『SHIZUKA Stillness Panel』~プロミュージシャンやレコーディング・エンジニアにご愛用いただいています
皆様こんにちは、ソリューション事業部の田中です。
11月も中旬に入り、本格的な寒さに備える季節となってきました。コートやマフラー等、防寒対策をしっかり行い、インフルエンザ等の感染症にも備えていきたいですね。
余談はここまでにしまして、今回のテーマは静科が展開しております製品ラインナップの中から、音響用製品の1つであります『SHIZUKA Stillness Panel(以下SSP)』のご紹介をさせて頂きたいと思います。
関連サイト:SHIZUKA Stillness Panel~音響空間用吸音パネル
SHIZUKA Stillness Panelは音響用の調音パネル
SSPは、防音目的で使用頂いている『一人静シリーズ』とは異なり、音響用の調音パネルです。一枚で吸音と遮音を行う事が出来る製品となり、特徴としましては、厚さ36ミリと薄型かつ軽量である点や、吸音性能については、ウレタンの150ミリ相当、グラウスールの100ミリ相当と、高性能である点が挙げられます。対応周波数帯も、500Hz以上(成人男性の声と同程度)であれば、ほぼ100%に近い吸音率を発揮します。
当社の製品である『SHIZUKA Stillness Panel SDM(以下SDM)』と比較して、お客様から違いについてお問い合わせを頂く事が有りますが、大きな違いが一点ございます。それは、SDMとは異なりSSPは不燃認定を取得している点です。不燃認定を取得している事で、屋内の天井に建材として使用する事も可能です。
設置方法としましては、天井から吊り下げて設置を行ったり、パネル裏にマグネットを取り付ける方法や、壁にフックを取り付けて設置する方法もございます。
SHIZUKA Stillness Panelの導入事例
こちらでは実際に導入頂いている事例についてご説明致します。一点目はスピーカーの後ろに設置し、発生する音が、壁に当たり響いてしまう事を抑制する対策です。
二点目は前項でお伝えした、天井から吊り下げ室内で発生した音が、天井で響かないようにする対策となります。
二点ともに共通するのは、発生した音が対象となる場所に到達し、響いてしまわないように吸音して対策を取るという事です。
ご購入頂くお客様の中には、プロミュージシャンやレコーディング・エンジニアの方々もいらっしゃいます。収録した音声に反響音が入っていると、編集を行う際にその部分を修正しなければいけません。逆に、収録した音が元から響きを取り除いた物であれば、それがアーティストが表現したそのままの音であると言えます。
音響製品のニーズ
工業用、音響用共に当社の製品は音の響きを吸音し、対策を取る事に変わりは有りませんが、音響製品の場合は、使用される方が目指す最適な音を作り出す為に調音を行うという役割があります。株式会社静科は、お客様の目指す音に近付けるよう、製品を通してお手伝いをさせて頂きます。
SHIZUKA Stillness Panelに関するご相談は、SHIZUKA Stillness PanelのWEBサイトのコンタクトフォームよりお問い合わせくださいませ。