劇場内のプロジェクター作動音の防音対策@東京都~『一人静 Esprit Life』と吸音パネルの貸し出しで騒音レベルを低減
みなさんこんにちは、営業部の田中です。
10月に入り、夜寝る時にそろそろ毛布を出そうか悩む時期になってまいりました。私事ですが、毎月ブログを書くタイミングになって、季節がしっかりと変遷している事を実感しております。 昨年寝具一式を新調したので、今年の秋冬は安心して就寝出来そうです。
さて余談はここまでにしまして、最近は音響関係のご相談をお受けする事が増えております。今回は『劇場内のプロジェクター作動音の防音対策』をご紹介いたします。
劇場に必要な音響
劇場やコンサートホールでは、内部の演奏や演技等が外に漏れて騒音にならないようにする必要があり、それと同時に、外からの音が中に入らないようにする事も必要となります。会場内で観劇している最中に、外からの音を受けてm鑑賞の邪魔になる事を防ぐ為に対策が必要となります。
また演奏を行うような場所であれば、遮音だけでなく、音の響きも考慮して対策を行わなければなりません、適切な吸音材を選定し、残業時間と言われる、音の響きが一定値まで減衰することも計算していく必要があります。また、こちらも演奏する内容によっても響き方の仕方は変わり、クラシック等ではやや長めに、ロックやポップスのような歌を歌う場では響きを短めにする事が理想であり、吸音材や反射板等を使用して残業時間を調節する事が可能です。
さらに、劇場によっては映像を映すプロジェクターが、お客さんの座る観覧席近くに設置している所もあり、観劇している最中にプロジェクターの作動音を低減しなければならないケースもございます。
劇場内のプロジェクター作動音の防音対策
最近施工した案件で同様のご相談がありました。こちらは都内某所の劇場になりますが、内容と致しましては、劇場内のプロジェクター作動音の対策です。
プロジェクター自体も作動している間は熱を持ち、吸音材で完全に囲ってしまうと放熱が出来なくなる為、今回はプロジェクターを囲うケースを現場でご用意頂き、そのケースの内側に、当社製品の吸音材『一人静 Esprit Life』を貼り付けるという対策を行いました。
関連ページ:隣室・室内の響きを調整できる防音材「一人静 Esprit Life(エスプリ・ライフ)」
プロジェクター設置については、作動確認等を含めた微調整を行う為、当日部材を持ち込んで加工出来るような形で対応して貰いたいという、お客様のご要望に合わせました。『一人静 Esprit Life』は、壁面等に貼る事が出来る吸音材シートであり、またカッター等で裁断して任意の場所、範囲に使用する事が可能です。今回の対策と併せて、吸音パネルの貸し出しを行うことで、お客様も体感出来る程に音の低減が確認出来ました。
弊社は、防音対策にあたり、騒音対象物や現場状況に応じて様々なご提案が可能です。騒音対策・防音工事等のご相談については、ご希望の仕様も含め、どのような事でも承りますのでご気軽にお問い合わせください。