工場内の会議室防音対策@埼玉~会議室の騒音だけでなく工場の反響音も低減
ソリューション事業部です。工場内部にある会議室の騒音対策をご依頼いただきましたので、今回はその施工内容をご紹介いたします。
主に3つの点を確認しながら騒音対策を進行
騒音を発生する工作機械と会議室が隣接している為、機械が稼働すると音が漏れてきてしまいます。今回は下記を確認しながら対策を進めていきました。
①機械の騒音・周波数レベル測定
低周波、高周波によって吸音材が変わるため、騒音の特性を確認。
②工場の壁構造
現状の壁の遮音性を確認。
③配管・ダクトなどの有無
天井、壁に設置している配管・ダクトから騒音が伝わるため。
会議室の騒音だけでなく工場内の反響音も低減
特に問題となるような低周波は出ていなかったので、中高音域の騒音に注目し対策を進めました。また、ご依頼の中で、可能であれば工場の従業員の方の環境改善も対策してほしいとのことでしたので、その点も考慮しました。
結果として、隣室に聞こえる音は対策前に比べ10dbの改善が出来ました。また、反響音を軽減できたので工場内の騒音も3dbほど改善されました。写真の様に壁の1か所に弊社パネルを取り付けていますが、騒音特性を確認することで吸音を効率よくおこない、少ない面積でも効果を出すことができます。
工場内を少し改善するだけで、作業効率・能率がUPします。防音でお困りでしたらご相談くださいませ。