周辺環境への配慮!工場ダクト騒音測定@大阪
工場の騒音測定を行いました。ダクトの吸気・排気音が工場周辺の規制値を超えているかどうかの確認と、仮に規制値を超えていなくても近隣住民の方々が気になるかもしれないので対応していきたい、とのことでした。最近は周辺環境の問題により市役所や裁判結果による改善命令が増えてきております。事前の確認・改善対策案を把握していることで、大きな問題になりにくくなります。
ダクトの騒音の場合、2つの騒音測定をメインに行っていきます。
① 騒音・周波数レベルの測定 : ダクト設置距離より1m離れ、高さ1.2~1.5mの地点で測定します。これがダクトそのものの騒音値となります。
② 境界線での測定 : 一番近い境界線、もしくは近隣住居と近い境界線で測ります。
ダクトから騒音が出ていても、果たしてそれが境界線で影響しているのか?などの疑問も、上記を行っていくことで数値化させ照らし合わせることができます。単純な騒音値を測るだけでなく、周波数も合わせて測ることでダクト騒音の特徴を見ることができます。
ダクト以外でも室外機、エコ給湯器など屋外に設置してあるものは騒音問題の影響が出ることがあります。周辺環境をお考えの皆様、ご心配な点がございましたら一度ご相談くださいませ。