【2023年8月】騒音相談2件ご紹介~現場の情報から概算のお見積りをご提案
皆様こんにちは、営業部の田中です。
当社が立地しております厚木市では、先日第77回あつぎ鮎まつりが開催されました。昨年は、コロナ感染者数の影響で11月に延期され、1日に縮小した形での開催でしたが、今年は4年ぶりに例年通りの規模で開催となり、市内も大きく賑わっておりました。夜には約1万発の花火も打ち上がり、私は自宅から少しですが花火を見る事が出来、暑さだけでない、夏の雰囲気を楽しめたかと思います。
さて、余談はここまでにしまして、最近ご相談が寄せられました、騒音相談のご紹介をさせて頂ければと思います。
屋外水汲みポンプの作動音についてご相談
まず1件目は、埼玉県にあります工場の屋外水汲みポンプ作動音に対するご相談です。内容としては、現状お客様の方でポンプを覆うカバーを設置して対策をしているとの事でしたが、それでもやはり音が抑え切れていないとの事でした。
対策方法と致しましては、水が常に跳ねて周りに飛び出ている状況との事でしたので、当社製品の『一人静タイプZ』のパネルを使用して、防音カバーを制作するご提案を致しました。こちらのパネルは『一人静タイプA』をベースにした製品でありますが、表面にパンチングメタル、薄いシートを取り付け、表面からの吸水を抑え劣化しにくくした仕様になります。常時水が発生している環境でのご使用に有効です。
吸音面に薄いシートが貼ってあるものの、吸音性能自体は大きく低下するものではございませんので、安心してご使用頂けます。また、こちらの防音カバーは、固定する事無くポンプを覆う形で置くだけになりますので設置も容易です。
マンション外壁吸排気ダクトの騒音対策のご相談
2件目は東京都にあります、マンションの外壁に設置されている、吸気と排気のダクトに対する騒音対策のご相談です。
こちらは四角形のダクトが屋上から下に2本伸びている構造になりますが、対策方法としては、吸気と排気のダクトそれぞれの表面に、制振シートを貼り付けて、振動を抑制する形で対策をご提案致しました。制振材を貼り付ける事で、物体から伝わる音の振動エネルギーを伸縮・変形して、熱エネルギーに変換し騒音を抑えることができます。
現場の情報を頂ければ概算のお見積りをご提案できます
上記2件は共に現場確認前ではありますが、現場のお写真、図面、騒音原の寸法などの情報を頂いて、概算のお見積もり提案をした案件になります。何か音でお困りの事がございましたら、実際に現場にお伺いする前に、送って頂いた上記の情報を元に、概算のお見積もり提案も出来ますので、騒音相談WEBツールにて、お問い合わせ頂けましたら幸いです。
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