製造部としての現場調査~お客様と直接お話する難しさを実感
みなさんこんにちは、製造部の横山です。
つい先日、仕事帰りにスーパーに寄った際に、鰯が安かったのを見かけて、甘露煮が食べたいとなったので、魚料理の経験があまりないのに思わず買ってしまいました。ネットで調べながら、魚の下処理を行いましたが、数匹の処理しか行っていないにも関わらず、慣れないことをして、週始めなのにだいぶ疲れてしましました。
余談はここまでにして。今回は、お客様とのやり取りを行う、現場調査の経験が増えてきましたので、少しお話させて頂きたいと思います。
※今回の記事のサムネイルは、今年の春、現場調査の際に通りがかった場所で撮った物です。
弊社の現場調査までの流れ
弊社では、お客様からお問い合わせが来た際、内容にもよりますが、初めの対応は営業部又は総務部が行います。その後お客様とやり取りを行い、防音対策の方向性をすり合わせる際に、現場調査をさせて頂きます。
しかし、基本的に最初の1回目は、どのように対策を行うか、どのような製品を使用するのが良いか、実際の音は、どのようになっているのか等の打合せになる為、大半は営業部の担当者の対応で終わってしまいます。
その後、打ち合わせ内容を踏まえ、仕様の方向性がある程度固まった後、製作を行う防音カバー等の、寸法や設置位置を確定させる為に、2回目の現場調査に伺います。この時にようやく製造部としてお客様の元に現場調査に伺います。
製造部としての現場調査
製造部の現場調査では、防音対策を行う対象の採寸や、周辺の採寸が主になります。初めの内は、営業部とペアで回ることが多いのですが、慣れてくると一人で担当することもあります。製造部では、メールや電話等でお客様とやり取りすることはありますが、お客様と面と向かいお話する機会は、現場調査の時がほとんどです。
初めの頃は、私自身製品の知識等は勉強してましたので、製品内容をそのままお客様に説明をしていたのですが、説明した内容がお客様へ直ぐに理解して頂けることは多くありませんでした。営業部のスタッフが接客を行っている様子を近くで見ますと、自分が話していた内容を分かりやすく伝えていたり、事前に説明しておくべき内容があったりしました。
今振り返ってみて、自身が駄目だったと感じたのは、知っている知識や自社製品の事をそのまま伝えても、「お客様は何も分かっていないのが当たり前」ということを、自身が理解していなかった事です。
このような現場調査を数回経験した後は、そのまま知識を伝えるのではなく、日常的な物で例えてみたりすることが出来るようになってきました。またお客様と直接お話することで、営業部や総務部スタッフの凄さを実感することができました。
今回は、私が携わっている現場調査についてお話させて頂きました。
防音対策導入にあたり、どのような仕様にするか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。騒音対策・防音工事等のご相談はなんでもご気軽にお問い合わせください。