2023-05-25

機械稼働音の騒音対策～短時間で既存フレームに取り付け可能な防音パネルを製作・納品

みなさんこんにちは、製造部の横山です。

今まで、全然興味がなかったのですが、最近車が少し欲しいという考えが湧いてきたので、色々調べてみました。調べていく中で、知らない車名がたくさんあり、思っていた以上に興味がなかったのを実感しました。調べてからは外出中に、通っている車を良く観察するようになってしまいました。

余談はここまでにして。今回は「機械稼働音用防音パネル」をご紹介したいと思います。

Web会議にて資料から分析と提案

今回ご相談を頂いた内容ですが、機械周りにフレームを組み、防音材を取り付けたものの、効果が想定していた程、得ることが出来なかった為、防音材を調べている中で弊社を見つけ、何か良い防音方法がないか相談したいと、弊社にお問い合わせを頂きました。

製作に辺り、まずはweb会議にて機械周りの状態を確認させて頂きました。機械周りにある既存フレームのサイズと、現在の防音対策状況がどのように設置されているなど確認しました。

お客様に資料を事前に準備して頂くことで、防音効果が低かった原因の分析や、改めて行う防音対策方法の検討がスムーズになります。

今回の案件では、既存フレームにアクリル板で防音対策が行われていたのですが、弊社の見解として、機械音の大きさに対して、アクリル板の厚みが薄い点と、アクリル板のみで吸音効果がない為、最終的に音が外に漏れてしまい、防音効果が感じれなかった可能性があるという結論になりました。

本案件では、吸音と遮音効果がある弊社パネル、「一人静シリーズ」を選定し、機械音が高音域ということから「一人静タイプA」を用いて防音パネルを製作致しました。

本案件の特徴的な仕様の1つとして、既存フレームに斜めの部分があり、弊社が取り扱っている部材だけでは対応できない為、鈑金屋に依頼し、斜めにも対応した形状でパネル製作を行いました。また、既存フレームの穴位置資料を頂いていた為、製作時に弊社で穴あけを行うことで、スムーズな取付が行うことが可能となります。

弊社よりご提案させて頂いた上記の仕様で、お客様にご納得頂きましたので、製作を進めていきました。今回の防音パネルの仕様や製作期間は、下記となっております。

今回は「機械稼働音用防音パネル」をご紹介させていただきました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。騒音対策・防音工事等のご相談は、なんでもご気軽にお問い合わせください。