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株式会社静科

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    屋外ポンプの騒音対策用に防音カバーを製作~不陸な地面でも安定した設置が可能

    皆さんこんにちは。製造部の花田です。

    小学生のころにやっていたゲームがもうすぐリメイクされるとのことなので、わくわくしています。対戦もできるとのことなので友達を誘ってやりこもうと思います。

    さて、本日ご紹介しますのは「屋外ポンプ用防カバー」です。ポンプの騒音でお悩みの方がいましたら是非一度お読みください。

    不陸な地面でも安定させる設置方法としてアジャスターを使用

    今回ご相談下さったのは、とある金属加工会社の方でした。工場内にあるポンプの騒音が酷く、来客時の説明の際に邪魔になるとのことで、今回ご相談下さいました。現場は群馬県となっており、実際に現場にお伺いして、採寸から設置まで行いました。

    今回防音カバーを設置するにあたって、とある問題点がございました。それは現場が緩やかな坂になっている事です。今回の騒音源のポンプは工場に隣接する形で設置してあり、不陸となっていたためまっすぐに置くことが難しい状況でした。そこで今回は、防音カバー下部にアジャスターを取り付けることで対応致しました。最上部の写真が実際に設置した際の画像となっています。

    不陸で低くなっている部分をアジャスターで底上げすることで、全体をまっすぐにするような仕様となっております。また、今回は仮設での設置をご希望でしたので、簡単に移動が出来る様にキャスターを取り付けております。不陸で下がってしまう部分に関しては、アジャスター付きのキャスターにしており、こちらも不陸の具合で、調整出来る様に致しました。

    現場採寸の際にお伺いした情報として、メンテナンスの際に出入り出来るような扉が欲しいとのご要望もございましたので、側面に扉を取り付けさせていただきました。その他、夜間に出入りすることもあるとのことでしたので、下記画像の様にセンサーライトを取り付けました。

    防音カバーにセンサーライトを取り付け

    現状の仕様で、不安となるのは台風などによる倒壊です。通常であればアンカー固定をさせて頂くのですが、地面がアンカー固定に不適切な状態でした。そこで今回は、背面に貫通穴をあけ、フィッシャービスで固定する方法で安定性を上げました。

    今回の現場では、タッピングビスでの組み立てを行い、約6時間で設置を完了させることができました。設置後に音の測定を行ったところ、約80dBから約70dBへと、10dBの低減に成功致しました。

    弊社の製品は様々な状況に対応することが可能となっています。ポンプ以外でも、騒音でお悩みの方がいましたら是非一度弊社にお問い合わせください。