破砕機の騒音対策@東京都~敷地境界線における事前対策として床無し5面体防音カバーを施工
こんにちは、ソリューション事業部のHです。
先週の日曜日、みなとみらいでジャパン・ブルワーズ・カップ2023が開催されており、自分も参加してきました。このイベントは、ビール職人による「ビール審査会」と、一般の人も含めてクラフトビールを楽しむ「ビアフェスティバル」の2部構成で行われるクラフトビールの祭典です。様々なビールを何杯も飲みましたが、一番美味しかったのは伊勢角屋麦酒という店のIPAでした。甘くも苦くもない個人的には一番丁度良かったです。ネットでも購入可能とのことなので、気になる方は是非飲んでみて下さい。
さて、今回は破砕機用の防音カバー施工例です。
新規設置する破砕機の防音カバーを施工
今回ご相談をいただきましたのは、某産業機材メーカー様からです。リサイクルセンターへ破砕機を新規設置する案件がある中で、破砕機の騒音が敷地境界線で、基準値を超えてしまう可能性がある為、念のため騒音対策してほしいという内容でした。
防音カバーは床無しの5面体で、天面と側面に一か所ずつ扉を設けました。破砕する部材の投入や、メンテナンス時等はここからアクセスが可能です。施工日数は二日間かかりましたが、今回は自社のみでの施工となりますので、余計な外注費をかけずに、低コストでの対策が可能です。
不陸や配管開口は現場で調整
通常、騒音対象が設置されている現場を確認した上で、防音カバーの設計を行いますが、今回の様に新規設置の場合は、事前に設置状況を確認することが出来ず、ほぼ同期間に騒音対象と防音カバーの設置を行うこともございます。その為、防音カバー設置時には、微妙な寸法のズレが起こることも少なくはないのですが、弊社の防音パネルは加工が容易な為に、現場での修正が効きます。配管やケーブルの位置が急遽変更になった際にもご対応が可能です。
特に今回は、基礎に勾配や不陸部分があり調整が難しかったのですが、スペーサーも使用しながらなんとか施工を完成することが出来ました。
騒音の可視化測定も行っております
騒音対策をする際に騒音がどのあたりから発生しているか分からず、まず、どのような対策を行ったら良いかが分からない時は無いでしょうか?そんな時は弊社の可視化測定をご利用下さい。こちらのサービスは下記画像の様に、騒音を可視化できますので、対策する内容や箇所が明確になります。
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いかがでしたでしょうか。今回破砕機の騒音対策でした。騒音対策をご希望の方は、ご気軽にお問い合わせください。