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株式会社静科

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    圧縮梱包機油圧ユニットの騒音対策~導入前でも機械の設計図や画像を元に防音カバーの製作が可能

    みなさんこんにちは、製造部の横山です。

    暖かくなってきたことで、花粉が飛び始める季節になってきました。花粉症の私は、毎日花粉と格闘しております。市販薬を常備してはいるのですが、花粉症対策の薬は症状が出始める前に飲むことで、効果が最大限に発揮するので、毎シーズン症状が出始めてから自分は飲み始めるので、いつも後悔しています。

    余談はここまでにして。今回は「圧縮梱包機油圧ユニット用防音カバー」をご紹介したいと思います。

    対策イメージを分かりやすく伝える

    今回ご相談を頂いた内容ですが、圧縮梱包機を新たに導入するに辺り、周囲への防音対策及び、労働環境改善の為、事前に防音対策を施したいと、弊社にお問い合わせを頂きました。

    製作に辺り、お客様からの相談時は機械導入前でしたので、圧縮梱包機の図面と画像を頂いて、防音カバーの図面作成を行いました。図面作成後、お客様とWEB会議にて防音カバーの説明や、お客様が新たに出てきた要望や疑問を解決しました。図面を見慣れていない場合、図面上の情報だけでは防音カバーのイメージし難いため、簡単な手書きパース図も合わせて、お互いのイメージのすり合わせを行いました。

    本案件では、防音カバー設置後通路スペースを確保したいという要望もあり、弊社防音パネルで一番薄い「一人静 タイプA」を用いて、5面体の防音カバーを製作致しました。

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    仕様①:点検箇所に取り外し可能なパネルを設置

    本案件の特徴的な仕様の1つは、点検箇所を開口ではなく、ネジにて取り外し可能なパネル化を行いました。開口や扉を設けた方が点検は行いやすいのですが、開口や扉の隙間部分から音が漏れてきてしまいます。取り外し可能パネルとすることで、防音面積を減らさず隙間も極力発生しないため、防音性能が落ちることなく出入りが可能となります。

    仕様①:機能性をもたせつつ防音性能を損なわない

    仕様②:施工時に開口部の塞ぎ加工を行い防音性を向上

    2つ目の特徴的な仕様は、配管用に設けた開口部分を、施工時に塞ぎ加工を行いました。今回配管用開口は、図面から設計を行ったこともあり、いつも以上に余裕を持ったサイズで設計を行っていました。実際施工を行った際に隙間が発生しており、より防音性の上げたいというお客様の要望もあり、施工時に追加工を行わせていただき、隙間部分を塞ぐことで音が漏れる部分を、できる限り減らした仕様となっております。

    仕様②:追加工により防音性をアップ

    弊社による施工が少人数で可能

    上記の弊社よりご提案させて頂いた仕様で、お客様に納得をして頂きましたので、製作を進めていきました。今回の防音カバーは、弊社にて設置を行いました。製作を行った防音パネルを立てて設置し、既存床コンクリートにアンカー固定を行い、設置する形となりました。

    防音カバーの仕様・施工内容

    • 全体サイズ:幅2.5.mx奥行き3mx高さ2m
    • 製作期間:2週間
    • 施工期間:1日
    • 施工人数:3人
    防音カバー(別視点)

    今回は「圧縮梱包機油圧ユニット用防音カバー」をご紹介させていただきました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。騒音対策・防音工事等のご相談はなんでもご気軽にお問い合わせください。