小型防音BOXを3種類ご紹介～使用用途に合わせて作製

こんにちは、ソリューション事業部のHです。

私はラーメン二郎が大好きなのですが、つい最近2023年初の二郎を食しました。埼玉県越谷市にある二郎なのですが、ここは他の二郎と比べても量が多く、非乳化スープが特徴です。豚は味がしっかりとしみ込んでおり特にお気に入りです。また、スライスチーズをトッピングすることも可能なので、気分によっては2枚乗せて美味しく頂いております。

さて、余談はさておき、今回は小型の防音ＢＯＸ事例を3種類ご紹介致します。

窓付きの小型破砕機防音BOX

こちら小型の破砕機用防音BOXです。小さなプラスチック破片などを対象とした破砕機なのですが、プラスチックを砕くときに発生する騒音をどうにかしたいとの事でご相談をお受けしました。

破砕機は破砕されたプラスチックを定期的に取り除く為、扉が下部に必要でした。また、どのくらいプラスチックが溜まっているかを目視で確認できるよう、透明で有ることが必須でした。今回の防音BOXは、扉部分を分厚いアクリル材質とすることで、遮音性能も損なわないよう工夫を施しました。

測定試験用の防音BOX

こちらは騒音対策ではなく、製品の測定試験を行う為、静寂な空間が必要とのことでお問い合わせをいただきました。雑音やノイズが入ってしまう環境で測定を行ってしまうと、実際の製品の音が分かりにくい為です。

BOXは六面体で扉部分は隙間が生まれないよう、パチン錠を付けて密閉できる仕様としております。また、配線やコードを通す穴は、その寸法通りにパネル加工を行うことで隙間を極力狭くさせていただきました。

最近ではこういった測定試験用のボックス依頼も多く頂いております。幅広い周波数への対応や、寸法もオーダー寸法にて製作可能でございます。

ダンパー付きの蓋を用いた防音BOX

最後は蓋をダンパー仕様として作業効率を考えた防音BOXです。本件はトラックのギアを組む時の騒音が工場に響いてしまうとのことでご相談を受けました。ただし、BOXの開け閉めは頻繁に行う為、簡易的に開け閉めが出来る仕様が良いとのことでした。

そこで弊社で作製したのが下記の様なダンパー仕様です。少量の力で蓋は開きますし、開いた先で止まりますので指を挟んだりする危険もございません。

いかがでしたでしょうか。今回は小型防音BOXのご紹介でした。弊社ではBOX以外にも、防音壁や住宅の防音、騒音測定等を行っております。気になる方がいらっしゃいましたら、まずはお問い合わせください。